-------------------
要 請 書
私、重光由美は中央大学理工学部を卒業し、(株)東芝に1990年に入社し、1998年に東芝深谷工場に転勤になりました。2000年12月から始まったM2ライン立ち上げプロジェクトでの長時間過密労働等により2001年4月にうつ病を発症しました。その後上司のパワハラ等により症状が悪化し、2001年9月より休職に追い込まれました。
3年休養しましたが、復帰のめどが立たず、総務と話し合いをしましたが、労災では無い、解雇すると言われ、さらには東芝労組から全く協力が得られなかったため、女性ユニオンに加入し、会社と団体交渉をしました。しかし団体交渉はうまくいかず、自ら労災申請もしましたが、結局2004年9月9日に解雇されました。その後東芝に対し、解雇無効の裁判を起こしました。
東芝は裁判で嫌がらせや偽の証言を繰り返しましたが、2008年4月に東京地裁で、会社の過失を全面的に認める、解雇無効の判決がでました。2009年5月には国に労災に認定されました。
しかし東芝は、即日控訴をし、和解を2年も長引かせた挙句、国に労災認定されたにもかかわらず和解を蹴り、国の労災認定をも否定する主張を、今もって裁判で続けています。
私は病気であり、裁判を続けることは非常に大変で、何度も症状が悪化しています。国に労災に認定された以上、解雇は無効であり、私は東芝社員であり組合員のはずです。東芝の組合には、下記要望に対応し、早急に私を助けていただけますようお願いします。
私の要望
・私が2001年の過酷な労働等でうつ病を発症し、上司のパワハラ行為等で症状が悪化し休職に追い込まれた事について、会社が、業務上の労災であること、会社側に全面的に過失があったことを認め、私に対し、一刻も早く誠意ある対応をするよう、会社と交渉をお願いします。
・不当解雇したこと、裁判での嫌がらせ行為等で体調が悪化したことについて慰謝料の支払い及び謝罪すること、今後は誠意ある対応をするよう会社と交渉をお願いします
・私の裁判の表立っての支援を、東芝労組としてお願いします。
・裁判で解雇無効の判決が確定した場合、会社から不利益が無いよう、会社が私に誠意ある対応をするよう、会社に交渉をお願いします。特にメンタルヘルスで休職していた人が復帰する場合は会社の誠意ある対応無しには復帰はできません。私が会社に問題なく復帰できるよう会社に交渉をお願いします。
・私の組合員籍を回復させ、組合員として扱ってください。
以上
重光由美
-----------------
応援クリックおねがいしますm(__)m

