労災保険のうち、
休業補償給付(給料の8割を保証)
が、6月11日に労災支給決定通知と共に、支給されました。
2004年9月8日に労災申請をしてから4年と8か月、不支給決定を受けること3回、行政裁判もずるずる引き延ばされ、ようやく認められた労災。もしかして、労災保険支給も東芝から圧力がかかったりして、スムーズに行かないんじゃないか、なんて思っていたら、あっさり支給されました。
支給されたのは、最初に申請した2004年9月8日までの分だったため、その後、2004年9月~2009年7月7日までの労災保険を申請しました。こちらもなにか妨害があるかな~なんて思っていたら、7月23日に、あっさりその分の休業補償給付金が振り込まれました。
結構まとまった額が入ってきました。
もっとも、主治医が、労災認定された患者は私が初めてで、慣れない手続きにとまどったようで、申請用紙の医師の証明印をもらうまで、1か月程度かかりましたけど。。。
その後、「治療が長引いているので」と言う理由で、労働基準監督署から意見書が届き、その意見書を7月28日に主治医に書いてもらい、弁護士経由で労基署に提出しました。
たぶん、その意見書で、この先労災を支給するかどうかの判断がなされるのだと思います。
今は、もしかして、意見書提出後、労災保険支給打ち切り、なんて事になるんじゃないかな~、なんて、また勝手に心配してしまっています。なにせ、労災が認定されるまでがあまりにも長くて大変だったので、まだまだ、何か妨害工作があるのでは、と懐疑的な心境です。
さて、労災保険は、病院を受診する時に使っている健康保険が使えません。治療費は労災保険から全額支払われることになります。
それで、これまで健康保険を使っていた、治療費等の費用を全額、過去にさかのぼって、健康保険組合に返さないといけないそうです。健康保険は治療費の自己負担3割なので、残り7割を、東芝健康保険組合と、解雇されて以降使っていた国民健康保険に全額返金することになります。
その後、過去の分も含め、労災保険から治療費の全額が私に払われまれます。
それから、東芝健康保険組合から、休職中に支給されていた傷病手当(お給料の4割~8割が支給)も東芝健康保険組合に全額返納しなくてはなりません。
健康保険組合への返納の手続きは弁護士が行ってくれています。
返納の手続きは、労災認定確定後、弁護士がすぐに保険組合に対して行ったそうですが、連絡がなく、どうなっているんだ、と思っていたら、ほんの数日前、ようやく東芝健康保険組合は連絡がありりました。
清算の連絡をして4か月後にようやく連絡・・・それでも国民健康保険からの連絡はまだ・・・
結構な額を健康保険組合に返納しなくてはいけないので、なんとなく落ち着かない気分・・・
つうか、同じ厚生労働省管轄なんだから、健康保険と労災保険とでお互い清算しあってくれればいいのに・・・
治療費残りの7割というけっこうな金額をまず用意して健康保険組合に返した後、労災保険金が全額出てくる、というのは、なんとも、お役所仕事・・・
後期高齢者医療費は、年金から勝手に引き落とされるそうですが・・・労災もそうやって、健康保険組合と労災保険とで清算し、健康保険を使って支払った自己負担分3割分が労災保険分として、私のところに戻ってくるという形を取ってくればいいのに・・・
と言う事で、労災保険は入ってくるようにはなったのですが、なんとな~く中途半端な状態で、早く清算したいとか、労災が打ち切りになるのでは、とか不安材料があり、いまひとつ落ち着かない感じです。
それでも、全く無収入だった、勝訴前と比べれば、格段に精神状態が良いです。
例え労災が打ち切りになっても、今回入ってきたまとまったお金で、今後何年も裁判闘えるから大丈夫だな~
解雇されてからここまで来るのに長かったけど、何とかここまできました。皆さんご支援ありがとうございました。
まだまだ裁判は続いています。今後もご支援よろしくお願いします。
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