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実家での周囲の反応 
2009.09.15.Tue / 15:20 
実家からこちらに戻って来て、2週間経ちました。

ど田舎の実家での周囲の反応は相変わらずいろいろ・・・でした

新聞に載っていた、「うつ病」や「慰謝料2800万」が勝手に一人歩きしている感じのような感じもします。

「楽しい事ばかり考えてたら体調も良くなるんじゃないの」と言われたり。
「うつ病」はきちんと精神科に通院して治療している病気なので、そんな気の持ちようで治る病気ではないんですが・・・まあ、この程度の無理解は、今に始まった事ではありませんが

外で近所の人に挨拶したら目を外されてしまったりとか

もちろん、「すごいね」とか「頑張って」と言ってくれる人もたくさんいますが、実家にいると、精神疾患の偏見と無理解が根強いのを感じずにはいれません。

去年は、そういった周囲の対応に圧力のようなものを感じ、裁判中の環境下で悪化した体調に悪い影響がいろいろ出ていたようで、ちょっとした事から妄想が頭を駆け回ったりしました。

勝訴し、判決が確定し、労災に認定された今回は、そういうことが気にならなくなりました。
全く気にならない、とはいかないのですが、それでも勝訴前より格段に気にならない。
やっぱり今回の勝訴・判決確定は自分にとって大きかった事を改めて感じました。

挨拶をしたら目をそらした近所の人には、しつこく話しかけ、会話を交わしました。
しかしなあ、鬱病人が挨拶したからって目をそらすって言うのは、どうなんだろう。。。こういう場合、鬱病への偏見だけでなく、会社と裁判する事が異端に思われているのかもしれませんね。

気にしない。気にしない。
精神疾患への偏見は根強いものがあるし、今すぐなくなるものではないんだ。
少しずつでも、自分の居場所は作れている。


それでもやっぱり実家からこちらに帰ってくると、実家で感じた無言の圧力から解き放たれて、ほっとした感じになる。勝訴して、裁判中体にのしかかっていた重いものがとれて、体調が良くなったな~というのを実感できる。

東芝との裁判はまだ続いていますが、裁判生活を通してまた一つ、自分なりの成長が出来たのかなあと思います。


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東芝の「引き回し」にめげず、法廷闘争を継続して下さい。

私のほうは、先の衆議院選で「うつ=気の弱い人」発言の笹川たかしが落選して清々しています。

- from よねとも -

--国民性--

日本人は遺伝的にうつ病を発症しやすいと提唱している学術論文があります。
S型遺伝子に起因しているとの理論です。
また、アメリカは訴訟大国と言われています。
倫理観と遺伝の国民性なのでしょうね。
さて、ヒトの価値観はみんなそれぞれです。
精神疾患の発症リスクが高い可能性が否定できないのに精神疾患に偏見を持っている人。
お気の毒なのですが、いちいち気に掛けていたらキリが無いと思います。
私も民事執行法206条が適用されるまで強制執行をやったので異端でしょうね。

- from 地裁利用している者 -

--サラリーマン--

私は非正規で働いているので、子会社でも正社員で戻れる方はうらやましいです。でもどうしても本体に復帰なさりたいのですね。
今後は、会社のための労働の対価として会社から賃金をもらうサラリーマンに戻るのですから、復帰したら、会社のため・日本の技術の発展のために頑張って働きましょう。
そうすることでご自身のキャリアも伸ばしていけるといいですね。

- from murasaki -

--何が働く者を救うのか--

murasakiさんのご意見には、賛成しかねます。
本来労働は、賃金を得て、人間が人間らしく生きるためにあるものと考えます。それは決して利己的なことではなく、人として生まれた以上、生計の手段を得て、幸せに暮らすという、当たり前のことなのだと思います。そこで仕事に生きがいをもち、「会社のため・日本の技術進歩のため」と、思う人がいても当然かと思います。
しかし、労働が働く人そのもを病ませ、不幸せになってきては、本末転倒です。それがひどくなってきたために、長い間かかって、労働法が整備され、それを守らない会社を監視する制度が生まれてきたのが戦後の日本の歴史です。
しかし、経済不況とともに、企業の暴走は政府の怠慢とともに、労働法が有名無実となっているのも事実です。
自殺者の増加とyumiさんのような精神疾患の増加がそれです。
yumiさんは当然の賠償を要求したのですが、元通りの体には戻りません。あなたはそれを理解しているようには見えません。
単にやっかみか、いやがらせをしているように感じます。
自分の体を壊した会社で働くyumiさんのつらい立場をお考えになってください。正社員だから羨ましいというのは、弱い者同士のあしの引っ張りあいであり、それこそが分断し統治すると言う経営者の思う壺であることをおわすれなく。

- from mayu -

--働くということ--

私は重光さんのHPに勇気をいただいてきました。裁判所の後で直接お話を伺う機会を頂き、華奢な重光さんがしっかりと前を向いて歩んでおられる姿に深い共感を得ました。
そして、いま私は、私も、会社の一方的な主張に伏せらたままでいることから、立って主張することを選ぶことにして、動き始めました。

murasakiさんも、非正規の立場で辛い思いをされていたり、正当な権利が害されておられるなら、ご自分たちの立場を正せるように動かれていけるとよいですね。
“気がつかれたときが、動き時”と思って、もう一歩考えを進めてみられてはいかがでしょうか。

会社は、社員に能力があることをしっかり確認して雇い入れています。
そして、その社員がパワーを十分に発揮できるように務める義務も持っています。
社員がパワーを発揮できないとき、会社はそれを社員のせいだけにしてはいけません。問題解決ができないばかりか、ほかの社員のモチベーションが下がる要因にもなります。
大きな企業ほど、社員への口封じと思えるような評価制度が進んでいますが、もっと危機感を持って、社員への対応をはかるように行動をしてほしいですね。

みんな、その会社で一生懸命働いていこうと思って入社し、頑張ってきているのですから。

- from 庶民 -

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プロフィール

yumi

Author:yumi
女性技術者。重光由美。うつ病を患って休職中に解雇されたため解雇撤回の裁判を(株)東芝相手に提訴しています。のんびりと療養していたのが一転、症状はジェットコースター。裁判はうつ病にとっても悪い…それでもうつ病との闘いは続くのであった。




応援コメントありがとうございます。体調の悪化等により、コメントの返信できずにスミマセン。


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いわれのない誹謗中傷コメントには相応の対応をさせて頂きますのでご注意ください。

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