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判決概要 
2009.05.22.Fri / 12:14 
簡単ですが、判決概要です。

主 文
1 熊谷労働基準監督署長が原告に対して平成18年1月23日付けでなした労働者災害補償保険法に基づく療養補償給付たる療養の費用及び休業補償給付を支給しない旨の処分(ただし、平成14年9月7日以前の休業補償給付を不支給とした部分は除く。)はこれを取り消す。
2 原告のその余の請求を棄却する。
3 訴訟費用は被告の負担とする

判決文全文はそのうちupします。




原告記者会見コメント

 本日、1年前に出た東芝との裁判勝訴に続き、行政訴訟でも勝訴判決を頂く事が出来て、とにかくほっとしました。
 
 長時間労働が認められ、また同じ職場の同僚が2名も自殺しており、労災に認定されて当然な事例です。昨年4月22日に東芝との民事裁判では業務上と認められて全面勝訴し、その1か月前には、同じ職場の同僚の過労自殺も労災と認められました。それにもかかわらず、その後も国が無駄に裁判を続けたことは、無収入で病気である私を苦しめ、労災認定をあきらめさせようとした行為としか感じません。
 裁判の提訴からは1年10か月、労災申請からは実に4年と8か月というたいへん長い月日が経っています。その間、私は全く収入が無く、経済的・精神的に不安定な状態で、症状の悪化に苦しんできました。こんなに長い時間やお金をかけないと労災と認められない今の労災行政は、絶対におかしいです。国は、労災行政が、労働者のためにあることを再認識し、積極的に労災認定や職場の環境指導を行い、社会のメンタルヘルス改善に力を注ぎ、労働者を苦しめるのではなく、私のように、精神を病んで労災申請をしなければならない人が、減るような対策を行って頂きたいと思います。

 東芝との解雇裁判一審では、勝訴しましたが、東芝は即日控訴し、行政が労災に認めないとして、未だに徹底抗戦の対応を取っています。本日の行政訴訟の勝訴により、東芝との解雇裁判も解決の方向に向かい、今行われている2つの裁判が解決し、長い裁判生活から、私が治療に専念できる環境になる事を期待しています。

 うつ病は誰でもなるし、闘病自体も辛いのに、偏見を受け、より辛い思いをします。今日の勝訴判決がマスコミ報道されることで、同じような辛い環境にいる人が少しでも救われればと思います。

最後に、勝訴までご協力いただいた多くの皆さん、ありがとうございました。
原告 重光由美

(太字の部分は、私が読んでいる場面がNHKで放送されました。)


弁護団コメント
弁護団ホームページより転載
http://www.cpi-media.co.jp/kawahito/hanrei/hanrei.htm

判決内容
判決内容は2008年4月の判決とほぼ同じで,原告の主張が認められ,労基署の不支給処分を取り消す判決が言い渡された。
「原告の業務を巡る状況を見ると,原告は,新規性のある,心理的負荷の大きい業務に従事し,厳しいスケジュールが課され,精神的に追い詰められた状況の中で,多くのトラブルが発生し,さらに作業量が増え,上司から厳しい叱責に晒され,その間に本件会社の支援が得られないという過程の中で,その間,長時間労働を余儀なくされていた。以上の原告に対する心理的負荷を生じさせる事情は,それぞれが関連して重層的に発生し,原告の心理的負荷を一貫して亢進させていったものを認められるのであり,上記のような原告の業務による心理的負荷は,社会通念上,客観的にみて,精神障害を発症させる程度に過重であったといえる。」と判示した。

本件訴訟の意義
1 解雇無効確認等訴訟判決(昨年4月東京地裁民事11部)に続き,原告の疾患と業務との相当因果関係が認められ,原告の疾患が労災として認定されたことは,原告の権利救済につながる大きな一歩となる。
使用者たる会社(東芝)は,本日の判決を深く受け止め,不当な争いをやめ,速やかに解雇を撤回し原告の権利救済のための措置を講ずるべきである。
2 また,本件のような療養中精神疾患の事案で労基署の労災不支給処分を取り消す判決が出たことは,同種労災申請事案が増えている中で,精神疾患事案の労災行政の問題点を浮き彫りにしたものであり,労災行政を改善していくうえで重大な意義を有するものである。
厚生労働省は,本日の判決を深く受け止め,労災行政の改善に着手すべきである。


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COMMENT TO THIS ENTRY
--お疲れ様です。--

勝訴を噛み締めてお飲みになったビールは身体の隅々に
染み込んだことでしょうねぇ。
2度目の勝訴、本当に本当に、おめでとうございます。
残りもスムースに決着することを切に願っております。

- from 札幌人 -

--控訴許せない--

これだけはっきりとした判決が出ているにもかかわらず、控訴することに怒りを禁じえません。
行政は当然、判決に服し、YUMIさんの苦しみに終止符をうつべきだと思います。

- from オモダカ -

--はじめまして。--

私もうつ病と闘っている真っ最中です。

幸いにも私は発病後、
すぐに結婚退職し、
今は主婦業をしながらの闘病ですが、

あのまま結婚がなければと思うと、
他人事とは思えませんね。

勝訴おめでとうございます。

また、日常生活すら大変な
うつ病との闘いの中、
さらに裁判での闘いもなさっている
yumiさんに、
勇気をいただきました。

ありがとうございます。

- from 水無月 -

--ヤッター、ヤッター--

ヤッター、ヤッター、ヤッターマン

僕も労災申請したいのですが、由美さんほどの職場じゃなかったから・・。
でもホラ、今夜中なのに目がギンギン。
朝はグーグー。
あ~、こんな状態で復職できないヨ・・。

- from 桃の実神慈 -

--おめでとうございます!!--

労災認定での勝利、おめでとうございます。
うつ病で苦しんでいる従業員に、さらに苦しみを与えている東芝は一刻も早く反省してほしいです。
うつ病で休職に追い込まれる人が多くなっています。そういう人にとっても、この判決の意義は大きいものです。
解雇撤回にむけ、みんな応援しています!

- from ひろ -

   非公開コメント  

プロフィール

yumi

Author:yumi
女性技術者。重光由美。うつ病を患って休職中に解雇されたため解雇撤回の裁判を(株)東芝相手に提訴しています。のんびりと療養していたのが一転、症状はジェットコースター。裁判はうつ病にとっても悪い…それでもうつ病との闘いは続くのであった。




応援コメントありがとうございます。体調の悪化等により、コメントの返信できずにスミマセン。


注意
いわれのない誹謗中傷コメントには相応の対応をさせて頂きますのでご注意ください。

裁判サイト

裁判の詳細はこちらを
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●東芝うつ病解雇裁判
●重光由美さん支える会

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