弁護士と打合せをするまで公開を控えたため、すぐに報告できずでした。裁判サイトには打合せ後「労災不支給」となった事を公開したのですが、体調悪化がひどかったためブログまで手が回りませんでした。
以下裁判HPから転載ですが、当時の状況
これ以前の労災申請については
・労災申請・裁判するまで
・労災申請してから
をご覧ください
●2006年1月23日 労基署より「労災不支給」通知
1月24日(火)に労基署より書留が届きました。
なんと「労災不支給」!
通知書には「本件の疾病は、労働基準法施行規則第35条別表第1の2第9号に定める業務に起因する事の明らかな疾病とは認められないので、不支給と決定しました。」と書いてありました。
呆然として信じられませんでした。
●2006年1月25日 弁護士と労基署訪問7回目
労災課長と担当官Kさん2名と面接。不支給の理由を詳細に聞いてきました。
なぜ不支給になったのか全く納得できず、弁護士も「不当判定だ!」
労災と認められるだけの長時間残業を認めており、仕事以外に発症の原因が無く、また同僚が2名自殺した業務であったにも関わらず、うつ病を発症する負荷がみあたらない、とは調査不足としか言い様がありません。認定基準はどなっているのでしょうか。
申請から認定結果が出るまで約1年4か月、精神部会4回、こんなに長くかかって、こんな結果しか出せないお役所に怒りです。
即日埼玉労働局宛「審査請求」を労基署に提出しました。
●2006年1月30日 埼玉労働局 審査請求受理通知
次は埼玉労働局と交渉していく事になります。
私が働けなくなった原因は仕事であり、これは絶対労災です。
労災認定までまだまだ時間がかかりそうですが、認定されるまで頑張ります。
(というか、労災認定されなければ、このままでは生活でききません。進むしかありません。)
私は今も無収入であり、貯金で療養生活を送っています。今回の不支給決定で症状が大きく悪化しました。
弱い立場の労働者を苦しめるお役所と大企業、こんな世の中でいいのでしょうか。
弱い立場の病人にいやがらせをする大企業が勝つのはやはりおかしいです。
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