今日(2月28日)の朝日新聞33面に私の裁判に関する記事が載りました。
「8時間労働のゆくえ」残業・夜勤歯止め無く という記事の中の一例として取り上げられています。
8時間労働の規制を緩和しよう、という法律が審議されていて、それに対する疑問、のような内容の記事です。
私としては、記事の中で、当時の業務の苛酷さ、現在も病気と闘いながら裁判する事がどんなにたいへんか、といったことをもう少し書いてもらいたかったのですが、紙面の都合上?や「東芝」と社名が入っているから、残念ながらそのあたりは書いてありません。
しかし、今朝から裁判ホームページのアクセスが多かったりするので、やはりマスコミ報道に報道される効果はありました。
私は過酷な長時間労働でうつ病になり、体調の悪化を上司や長時間残業者検診時に産業医に訴えましたが、結局、悪化し休職しました。8時間労働制の緩和には、「長時間労働者には検診を行う」という項目が含まれています。しかし、私の場合は検診を受けても形式だけで、実態をなしていませんでした。
現状、労働時間規制の緩和実行にはまだまだ問題があると思います。
今後も、マスコミは、労働者問題をぜひ取り上げてほしいです。
長時間労働している人達は、仕事に追われて、労働条件の悪化など知らないうちに労働条件悪化が実施されてしまいます。
弱い立場の従業員の声を聞いてくださいね♪
2006.02.28.Tue / 16:04