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労災審査請求棄却 
2006.12.25.Mon / 14:55 
金曜日(12月22日)、弁護士から電話があり、残念ながら、
労災申請審査請求棄却決定(不支給)が出たと連絡がありました。

水曜日に弁護士と電話で話をし、参与会が終了してすでに2ヶ月近くになるのに、審査請求の決定が出ないのは遅すぎる、再審査請求、行政裁判を行えばどうか、という話をしました。

翌日木曜日に、弁護士が、埼玉労働局・厚生労働省に電話をして、
「審査請求の決定が遅すぎる、労災の決定に時間がこれだけ掛かるのは、病人に対する人権問題ではないか、裁判も考えている」、といった内容のことをいろいろ強く言ったところ、やっと、

結論として「労災不支給です」「翌日、不支給決定の書類を送付します」

とその日に回答がありました。

労災不支給になり、審査請求で逆転認定される例はほとんど無いそうですが、
厚生労働省預かりになり、なかなか決定が出なかったので、認定される可能性があるかなと、少しは期待していたのですが・・・

残念です。
当日はさすがに朝まで眠れませんでした。

「不支給決定の書類」は20ページ位のボリュームがあるそうです。
それが弁護士が決定が遅いと電話をした翌日発送できるということは

すでに「不支給」と決まっていたのに埼玉労働局・厚生労働省は発表を引き伸ばしにしていたということでしょうか・・・

まだ、「不支給決定書類」が手元に届いてないのですが、いったいどういう内容が書いてあるのでしょう、早く見たいものです。

不支給は、ある程度覚悟していたので仕方がありません。
先に進むしかありません・・・

今日はクリスマスです、とりあえずはメリークリスマス

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COMMENT TO THIS ENTRY
--行政について--

最近議論されている
『ホワイトカラー・エグゼンプション』についてもそうなんですが、
行政は、
労働者よりも、経営者に近い立場で考えているようです。

もし、以前提示された不支給の理由と、似たり寄ったりであれば、
今、同じ状況にあっている人たちのためにも、
社会全体で、問題提起するべきテーマだと思います。

- from たろたろたろ -

--すみませんでした--

yumiさん、こんばんは。

不支給決定残念でしたね。前回話題になったとき「本省扱い」だから認められるかも、と期待させてしまって本当にすみませんでした。

私自身にとってもまさかの決定です。
あれだけマスコミや政治家を気にする厚生労働省が認めないとは!「天の声」があればすぐに態度を変える厚生労働省が!東芝のお偉いさんが知り合いのキャリア(国家公務員1種)に頼んで裏から手を回したんじゃないかと疑ってしまいます。

それに、何よりもyumiさんみたいな過酷な状態におかれても「労災と認められない」なら労働者は一体どうしたらいいのでしょうか。
力の強い会社(経営者)の都合のよいように使い捨てにされてしまうのでしょうか。偶然横暴な経営者や労働基準監督署にあたったら交通事故にあったと思って我慢しろってことなんでしょうか。

例のホワイトカラーエグゼンプション制度もそうです。「裁量労働制」という響きの美しい言葉の裏にあるのは「残業代ださずに徹底的に社員を働かせるぞ!」という経営者側にとって都合のよい制度です。残業代のために残ってる社員を減らせるという意味ではいいかもしれませんが、労働者としてはあまりにもリスクが高い制度だと思います。

事実、残念ながら厚生労働省は経営者よりです
しかし、経営者の道具になりさがり、労働者の味方をできない労働行政なんて存在するに値しないと思います。
労働者を大事にできなければ経営もなりたたなくなることに思いが及ばないのでしょうか。


こんな労働行政許してはいけませんよ。
裁判なら労働行政よりはマシなはずです。
徹底的に闘ってください。
yumiさんの弁護士さんはとても有名な方みたいですし、勝算はあると思います。
いずれにしても不支給の内容に矛盾点がないか調べる必要はありそうですね。厚生労働省もポカミスが多いですから。

私も実家に頼り貯金を食いつぶして生きているのでカンパしたいのになかなかできませんが、できるようがんばりたいと思います。

沈んでも、腹が立っても必ず自然に元に戻れますから、
とりあえずゆっくり休んでください。
長文失礼しました。


- from カイ -

--管理人のみ閲覧できます--

このコメントは管理人のみ閲覧できます

- from  -

--行政の判断をひっくり返すのは難しい--

重光さんこんにちは。
少々キツい言い方になるかもわかりませんが、心して落ち着いて読んで下さい。

審査請求は、処分行政庁が出した処分を上級行政庁が審査する不服申し立て制度。つまり、端的に言えば課長が下した処分に不服なのでその上の部長へ不服申し立てをすることです。
重光さんの場合、熊谷労働基準監督署が出した労災不認定不支給を埼玉労働局が審査していますが、審査請求はもともと上級行政庁へするもので、労働基準監督署は労働局の下部組織ですから、いわば身内が審査するのと一緒です。従って制度としては存在しますが、実質的に処分が覆されることは少ないのが実態です。その時点で勝算は少ないです。
それと、役人という人種は自分たちに歯向かう人々やたてつく人々に対して徹底的に敵視します。真綿で首を締めるように苦しめてきます。

- from 暇人 -

--誤解があるといけないので。--

誤解があるといけないので、念のため申し上げますが、私は「審査請求等をするな」と申し上げているのではありません。制度としては認められているけれども、現実にはそれをひっくり返すのは難しいと申し上げているに過ぎませんので、ご了承願います。

それと、カイさんは、
> 裁判なら労働行政よりはマシなはずです。
> 徹底的に闘ってください。
とおっしゃっていますが、裁判官によっては行政側を勝たせ続ける裁判官もいますし、国家賠償請求訴訟では国側の主張は真摯に聴くのに、原告側の主張はけんもほろろということもあるようです。
ひどい場合には、不法解雇訴訟で会社側を勝たせようとする露骨な訴訟指揮をする裁判官もいるようです。
事実、東京地裁労働集中部では、1990年代終盤から2000年初頭にかけて、解雇訴訟で労働者側が相次いで敗訴しています。「解雇は、本来自由になしうるものである。」と。

重光さんもいろいろと大変なことも気苦労も多いかと思いますが、心して審理に向き合って下さい。

- from 暇人 -

--労働条件への無関心--

私 はこの頃最高裁と呼ばずに最低裁と呼びます。下級審が労働者や被告に当然の勝利を裁定しても、いつも最高裁がひっくり返すという図式がまかり通っています。先日自殺した判事がいましたが、珍しく住民に有利な判決だと思ったら、翌日のことでしたね。自殺者3万人を超える国が、なんの反省もなく今度はホワイトカラーの労働時間を決めなくていいという制度を平然と持ち出す。この感覚の異常さ。総評と社会党がなくなって以来、「あの馬鹿者どもめ。」と言ってもしかたない。とにかく、春闘もできず、ストもなく、大体組合がない国なんてあるのだろうか。アメリカだって、立派にストライキをやっている。日本人は奴隷なんだろうか。裁判が期待できるかと言うと、決してそうとは言えない。でも、やることに意義がある、と私は思います。だから、とにかく支援の方法をかんがえましょう。

- from mayu -

--裁判について--

yumiさん、こんばんは。

公開コメントとしては不適切な内容かもしれませんが、お許しください。私のコメントが引用されたのであえてふれさせていただきます。

私は「労働行政より裁判の方がマシ」と申し上げましたが、あくまでも労働行政の一部にたずさわってきた人間として感じる個人的な感覚によるものです。裁判がときに力関係によって捻じ曲げられるということも聞いたことはありますが、私が体験したことではないのでコメントできません。


うつ病を患ってる身(あくまでも私の主観です)としては、「心して向き合って」というのは、うつ病患者が一番言われたくない言葉=「頑張って」と同義語に聞こえます。

暇人さんは私と違って法律に詳しくご聡明な方のようですし、決して悪気はなく善意でおっしゃってるのだと思いますが、ちょっと気になったので投稿させていただきました。

- from カイ -

--管理人のみ閲覧できます--

このコメントは管理人のみ閲覧できます

- from  -

--実質的な勝利を--

なんだか、厳しい現実を目の当たりにしているような感覚になりますね。

でも「厳しいな」と感じるのは、「労災が認められるか」、「裁判に勝つか」といった端的なことに着目したときです。
もちろんそのような勝利は大事ですが、形式的なものです。結果として付いてくれば良いのです。私はむしろ、世間の認識が正しい方向へ変わることが、ひとつの勝利だと思っています。
(yumiさんの考え方と違っていたらゴメンナサイ)
この事件を知っている人のほとんどが「おかしい」と思えば、それは意味のあること。裁判がいくら難航しても、悪者は永遠に汚名を残すことになります。

とにかく、この東芝過労うつ病労災解雇裁判のことを、広く世間に知ってもらいたいです。株主の皆様へ とか 投資家の皆様へ とかのページに載せれば良いのにね(そんな、無茶な・・・)。

あと、yumiさんは、労働行政のありかたに疑問を投げかけているのですよね?「おかしいのでは?」と。
「そんなもんです」と言ってしまっては、元も子もない気がします。

- from hiro4 -

--コメントありがとうございます--

皆さん、またもや、返信できないくらいの励ましのコメント、ありがとうございます。
今回の不支給決定にめげずに、先に進むいことができます。

カイさん
>私も実家に頼り貯金を食いつぶして生きているのでカンパしたいのになかなかできませんが、できるようがんばりたいと思います。
無理はしないでくださいね、コメントしてくれたりするだけで励みになりますから、充分ですよ

暇人さん
>重光さんもいろいろと大変なことも気苦労も多いかと思いますが、心して審理に向き合って下さい
コメントありがとうございます、が・・・
hiro4さんも書いてくれているように、労災行政の不支給決定内容やくつがえすことができない状態に問題があるのであって、心して掛からなければならない今の労災行政がおかしいのです。
自分で暇人と書くくらいですから、このブログで「そんなもんです」と書く暇があったら、それを変えるための抗議行動を考えてみてはいかがでしょう・・・

- from yumi -

--NTT鬱病闘争--

こんにちは。はじめまして。
鬱病 労災 再審請求で検索しましたら、このサイトに辿りつきました。

現在、3度目の再発でH22年1月より入院中です。

H21年7月にNTTを3度目の鬱病発症で退職し、同年11月に自分で新宿労働基準監督署に労災の申し立てをしましたが、本年6月に不支給になり、自力で、本年7月末に審査請求をし受理されました。

しかし、このHPを見る限り、審査請求は、意味がないのですね。審査請求が不支給になりますと、次は再審査請求ですが、これも期待はできず、訴訟するしか方法はないのですね。

失礼ですが、弁護士費用とかは、幾らくらいかかるのでしょうか?
東京で推薦できる弁護人がいましたら、ご紹介していただけないでしょうか?
現在、入院加療し、一人で闘うことは限界を感じています。


私の場合、IT関係で会社の経営に掛かる重要な施策を2名(部長と私(係長))で実施していましたが、発症前の6カ月前に部長が転勤になり、後任の人事を依頼していましたが会社は聞く耳もたずで、一人で副社長以下幹部が出席する会議に付議するための仕事をしていまいた。

当然ながら、係長の職責の範囲を遥かに超えた業務であり一人では36協定内では仕事をこんすことができず、メールで仕事を自宅に持ち帰り、自宅で平日、土日仕事をしました。
最初に体調に異変を感じたのは部長が転勤して3カ月目位で直ぐに会社のメンタルヘルスに2度相談しました。予約制だったため2回目の時には、産業医との面談も希望しましたが、忙しいとのことで、結局産業医と面接は実現できず、平成19年2月中旬頃に紹介された、クリニックに通院しました。診断は、単なる睡眠障害と誤診され、睡眠導入剤を処方されましたが、改善されず、何度も不調を訴え、そのたびに睡眠導入剤が変更されるだけでした。
当然のことながら、病状は悪化し、同年5月からは会社を休む日(朝、早朝覚醒していますが、起きられれない状態でした)が多くなりました。

丁度悪化が酷くなった時期(5月中旬)に、幹部会議で、私が遂行していた業務報告を幹部会議に付議することを副社長が求めたそうで、副社長⇒理事⇒参与⇒私へ指示がきました。
しかしながら、集中力は低下し、職場の協力もなく、ドラフトの資料を参与を集め会議でプレゼンをしましたが、言葉がでなくなり、「お前がやってきた仕事だろう!」、「係長なんだからしっかりしろ!」など叱責を受け、更に病状が悪化したため、自ら転院したところ同年6月19日に鬱病と診断され、入院を勧められたため、形式上の上司(仕事の協力は得られない)にそのことを伝えまたが、副社長命令の会議への付議を優先させられ、6月末まで付議資料を作成しましたが、限界値を超え、結局、会社の経営上重大な施策は失敗し、失敗が決定的になったら、入院するように言われ入院し、1年間療養していました。
(中間査定では、月給も下がりました)

自宅のパソコンのメールの履歴ですが、1年間の休職後に職場復帰した際に情報漏洩の問題があり、自宅のパソコンになる資料等は全て削除する業務命令がでまいたので、ツールを配布され削除しました。
審査請求の証拠には会社のパソコンやメールサーバーの履歴を求めるとして、審査請求をしました。同時に、意見陳述の要求も請求しています。

- from kuramochi -

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プロフィール

yumi

Author:yumi
女性技術者。重光由美。うつ病を患って休職中に解雇されたため解雇撤回の裁判を(株)東芝相手に提訴しています。のんびりと療養していたのが一転、症状はジェットコースター。裁判はうつ病にとっても悪い…それでもうつ病との闘いは続くのであった。




応援コメントありがとうございます。体調の悪化等により、コメントの返信できずにスミマセン。


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いわれのない誹謗中傷コメントには相応の対応をさせて頂きますのでご注意ください。

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●東芝うつ病解雇裁判
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