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株式会社 東芝 取締役会長 車谷 暢昭 殿
(株)東芝 第180期臨時株主総会への文書質問
2019年6月 日
株主番号○○○○ 重光由美
私は、東芝で液晶開発技術者として働いていましたが、2000年12月から始まった「チャレンジ」業務での長時間過密労働や上司のパワハラによりうつ病を発症し、休職に追い込まれました。当時同僚が半年間に2名自殺をしています。
3年後の2004年に、東芝を私病扱いで解雇されたため、労災と解雇無効を求める裁判を提訴しました。
東芝は、裁判で、嫌がらせや偽の証言を繰り返しました。私が国に労災認定された後も、東芝は、「業務上ではない」と、国の労災認定をも否定する主張を、裁判で延々と続けました。裁判は、最高裁にも係属し、12年係りましたが、2016年に原告全面勝訴(東芝全面敗訴)判決が確定し、終結しました。
裁判終了後、私は、東芝への復職を開始しました。しかし、東芝は、私を産業医の許可が無いと配属もさせない席にも着かせない等々、私が病気で、復職に当たってリハビリ等が必要であることを逆手にとり、私を社員として扱わない等の、嫌がらせ対応を続けています。
2013年の株主総会では、東芝は私の事前質問を取り上げ、佐々木則夫社長は、「我が社としては和解をしようとしたのですが、ご本人が上告していますので、我が社としてはお答えできません」と、まるで私が裁判クレーマーであるかのように一方的に回答しました。その後、株主総会には、毎年のように事前の質問を提出していますが、東芝敗訴の判決が出て以降は、私の質問は全く取り上げられません。敗訴が確定したから私の質問を取り上げないのは、大企業として対応がセコイと思います。
東芝は、近年不正会計事件を起こし、上に物言えない社風の体質改善が求められていますが、私への対応を見る限り、体質改善は進んでいるとはとても思えません。東芝の役員は、私に裁判で全面敗訴してしまった事を、潔く認め、過去の過ち(私を労災に被災させたこと、不当解雇し裁判で嫌がらせ等人権侵害した事)を反省し、復職妨害を止め、私への謝罪や、誠意ある対応をしていただきたい。そしてパワハラ上司を処分し、パワハラが発生しない社風を作っていただきたい。そうしないと、東芝は、上に物が言えない社風から生まれ変わった、とは絶対に言えません。 よろしくお願いします。
以上
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