熊谷労働基準監督署で労災不支給決定後、埼玉労働局に審査請求(再調査)している労災申請ですが、
弁護士が電話で担当官に確認したところ
私の労災の審査請求については、
予定通り埼玉労働局で10月27日の参与会(労使両方からなる会)にはかけられたが、
その後、
厚生労働省がチェックをしていて、それに時間がかかっており、厚生労働省からいつ結果が返ってくるかか分からない状態なので、いつ審査請求の結果がだせるかわからない。12月8日には、いつまでに結果が出せるかの返答ができるようにします、との事でした。
厚生労働省???
当初、埼玉労働局の審査官の話では、審査請求で調書の作成や意見書の提出が行われた後、参与会にかけられ、その結果をふまえて約一週間で査官が審査請求の判定をだす、と言われたのですが。
なぜ厚生労働省がチェックするのでしょうか???
他の事案でも、厚生労働省は審査請求事案をチェックしているのでしょうか?
考えられる事としては、私の労災については、これまでもマスコミ報道でされており、審査請求で労災認定してもしなくても、徹底的に裁判され、マスコミ報道される可能性が高い事案であるため、それで厚生労働省から待ったが入っているのではないでしょうか。
労災不支給の理由も、「精神部会の意見書」を見る限り、私が提出した当時の業務資料を一切無視し、会社側の「たいした業務をしていない」という証言のみを採用するという、明らかにお役所と大企業東芝との癒着が原因としか思えない理由での不支給決定でした。
本来なら、マスコミ報道だのそういうことに関係なく、公平に労災認定行政が行われるべきなのに、本当に残念な事に、実際は公平に行われていないようです。
それにしても労災認定にかかる時間は本当に長い
労災申請が2004年9月8日、
労災不支給が2005年1月23日で
即日審査請求(労災の再調査)
労災申請から労災不支給まで約1年5ヶ月、
審査請求も請求してからすでに10ヶ月経過
つまり、労災申請から審査請求まで、すでに2年3か月かかっています。
厚生労働省では、労災申請は6ヶ月、審査請求は3か月を目処に結果を出すよう労働局に指導しているのだとか。
いったいどうしてこんなに時間がかかるんでしょう。
裁判では、東芝は5年前の就業規則を4ヶ月かけて提出するという引き伸ばし工作をしてきました。
この労災の審査の長さには、会社の引き伸ばし工作と同じようなものを感じます。
民間企業の通常業務では考えられない長さです。
その間、申請中のうつ病人は無収入で、先行きの生活の不安にさらされる事になります。
いずれにしても早く結果が出て欲しいものです。
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