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2016年度精神疾患の労災認定数 
2017.08.23.Wed / 13:30 
厚生労働省が、6月30日に、2016年度の、労災認定状況を発表しました。
既に8月下旬、今さら感がありますが、その紹介です。
以下、ネット記事より転載
----------------
「心の病」の労災認定、過去最多 20代の増加目立つ
朝日新聞 2017年7月1日03時07分
http://www.asahi.com/articles/ASK6Z5Q7NK6ZULFA02Y.html

 厚生労働省が30日、16年度の「過労死等の労災補償状況」を公表した。労災は各地の労働基準監督署が認定する。労働者の病気やけがが業務に起因するかどうかを、労働時間や勤務形態、仕事中に起きた出来事などから総合的に判断する。うつ病など「心の病」を発症して労災を請求した人は1586人。4年連続で過去最多を更新した。

 労災認定されたのは498人。14年度(497人)を上回り、こちらも最多となった。原因別にみると、職場でのパワハラを含む「嫌がらせ、いじめ、暴行」が74件。生死に関わる病気やけが、極度の長時間労働といった「特別な出来事」(67件)や「仕事内容・仕事量の変化」(63件)などの原因を上回り、比較可能な11年度以降で初めて最多となった。
---引用ここまで-----------------

グラフはこちらが分かりやすいです。
ハフポストより
http://www.huffingtonpost.jp/2017/06/30/story_n_17342818.html


精神疾患の労災申請者は、今年も増加し、
留まることを知りません。
私が労災申請したのは2004年ですが、その時の労災申請数は約500、それが今は、その3倍以上の約1600です。
凄い増加ですね。

さらに、認定理由では、パワハラがトップになったようです
私が労災申請をしたころは、パワハラの概念もありませんでした。
今だったら、上司をパワハラで訴えています。

色々な方が、メンタル不調や過労死過労自殺を減らす活動をしていますが、徐々にそれらの効果が出ているのかなあと思います。
労災申請から結果が出るまで、約半年と、調査機関も短くなりました。

しかし、精神疾患が労災認定されるのはごく一部、泣き寝入りしている人が多いでしょうから、国は、精神疾患が発症する前に未然に防ぐ事に、もっと力を注いでいただきたいと思います。

この記事、朝日新聞には、第2社会面に大きく載っていました。


年々マスコミ報道の扱いは大きくなっているのは良いのですが、
社会へ与える影響が大きい内容なので、
一面に大きく、せめて第1社会面に大きく載せてもらいたいなあと思います。


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COMMENT TO THIS ENTRY
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まだまだ、労災認定が増えそうです。仮に認定されても、病がすぐに良くなるわけではありません。yumiさんのように裁判で戦わざるを得ないケースも多くなっているようです。経済学では企業の存在価値は利潤の極大化にあるとのこと。会社というものは所詮そんなものだと考えるのが良いのかもしれません。

- from ban -

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私は会社でいじめを受け、うつ病になりました。でも、労災申請も最新性も「証拠不十分」で認定されませんでした。よほどの証拠がない限り、同僚は「御身ご大切」で協力などしてくれませんから厳しいです。それに、認定されているのは圧倒的にお亡なりになった方ですよね。
いま訴訟にしていますが、会社は全く認めず労災寄りの不利な態勢です。労災とは違うはずなのに、労災認定基準に沿っているようです。
ホワイト企業に選定されていながら、超ブラックで社員間で競争を促す人間関係最悪の企業になんか、絶対敗けたくないです。
長い期間の裁判を耐えて勝利したyumiさんを尊敬しています。

- from ばーん -

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banさん
>仮に認定されても、病がすぐに良くなるわけではありません。yumiさんのように裁判で戦わざるを得ないケースも多くなっているようです。

本当にそうですね、労災を出しながら、反省をしない企業は本当に多い。社会が変わっていかないと、と思います。

- from yumi -

--コメントありがとうございます--

ばーんさん
いじめの証拠を確保するのは難しいですよね、でも、いじめられた気持ちの持って生きようがない今の状況をお察しします。
良い結果になることをお祈りしております。

- from yumi -

--重光さん、頑張っていらっしゃいますね^^--

精神障害の労災認定が認められるかどうかは、医師(産業医)の診断書によって決まるのではないかと思います。重光さんの場合には、産業医に問題があったと思います。産業医は今後会社に関係のある一定の者はなることができなくなりました。厚労省がわかっているという事であり、わかっていながら、老齢年金の不足を補うために、あえて労働保険をとるだけとり(率も引き下げる気はない)、精神障害発症者をできるだけ労災認定しない方向で動いているようです。
私も労災が認められませんでしたが、それは主治医が会社のパワハラを裏付けるカルテ、診断書を作成しなかった事にあります。
主治医は障害年金の受給に全面的に協力することにうより責任をとり、障害年金を受給できることになりました(年間約180万)
しかし、障害年金よりも労災になるかどうかの方がはるかに重要だと思います。
労災病院の精神科医師も会社のパワハラに関しては、きわめて消極的です。
下手すると厚労省(労基署)を敵に回すことになるので、躊躇しているのかもしれません。
仮に労災が認められなくとも、新たな証拠、主張があるなら、改めて請求することは可能だと某審査官が助言しました。
私は正念場を迎えています。

- from 長州の英雄 -

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長州の英雄さん
労災不支給になり、審査請求中なのでしょうか。いろいろ大変でしょうか、頑張ってくださいね。

- from yumi -

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Author:yumi
女性技術者。重光由美。うつ病を患って休職中に解雇されたため解雇撤回の裁判を(株)東芝相手に提訴しています。のんびりと療養していたのが一転、症状はジェットコースター。裁判はうつ病にとっても悪い…それでもうつ病との闘いは続くのであった。




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