既に8月下旬、今さら感がありますが、その紹介です。
以下、ネット記事より転載
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「心の病」の労災認定、過去最多 20代の増加目立つ
朝日新聞 2017年7月1日03時07分
http://www.asahi.com/articles/ASK6Z5Q7NK6ZULFA02Y.html
厚生労働省が30日、16年度の「過労死等の労災補償状況」を公表した。労災は各地の労働基準監督署が認定する。労働者の病気やけがが業務に起因するかどうかを、労働時間や勤務形態、仕事中に起きた出来事などから総合的に判断する。うつ病など「心の病」を発症して労災を請求した人は1586人。4年連続で過去最多を更新した。
労災認定されたのは498人。14年度(497人)を上回り、こちらも最多となった。原因別にみると、職場でのパワハラを含む「嫌がらせ、いじめ、暴行」が74件。生死に関わる病気やけが、極度の長時間労働といった「特別な出来事」(67件)や「仕事内容・仕事量の変化」(63件)などの原因を上回り、比較可能な11年度以降で初めて最多となった。
---引用ここまで-----------------
グラフはこちらが分かりやすいです。
ハフポストより
http://www.huffingtonpost.jp/2017/06/30/story_n_17342818.html

精神疾患の労災申請者は、今年も増加し、
留まることを知りません。
私が労災申請したのは2004年ですが、その時の労災申請数は約500、それが今は、その3倍以上の約1600です。
凄い増加ですね。
さらに、認定理由では、パワハラがトップになったようです
私が労災申請をしたころは、パワハラの概念もありませんでした。
今だったら、上司をパワハラで訴えています。
色々な方が、メンタル不調や過労死過労自殺を減らす活動をしていますが、徐々にそれらの効果が出ているのかなあと思います。
労災申請から結果が出るまで、約半年と、調査機関も短くなりました。
しかし、精神疾患が労災認定されるのはごく一部、泣き寝入りしている人が多いでしょうから、国は、精神疾患が発症する前に未然に防ぐ事に、もっと力を注いでいただきたいと思います。
この記事、朝日新聞には、第2社会面に大きく載っていました。

年々マスコミ報道の扱いは大きくなっているのは良いのですが、
社会へ与える影響が大きい内容なので、
一面に大きく、せめて第1社会面に大きく載せてもらいたいなあと思います。
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