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東芝に4度目の出社 復職場所を用意する気なし? 
2017.06.09.Fri / 21:03 
5月26日(金)に、東芝本社へ4回目の出社をしてきました。
その報告です。


今回も、
「東芝本社 人事総務部 労働企画部 労働企画担当」 
A主務一人が対応し、
浜松町の本社ビル39階の会議室で話し合いとなりました。

事務手続きには、進展があり、東芝健康保険組合の保険証が発行されました。
私が市役所に国民健康保険との切り替えの手続きに行けば、保険証は使えます。
年金の清算も、2週間後に書類が私の手元に届くようです。
事務手続きは、少しずつ進んでいます。


さて、和解決裂の原因となった、肝心の、復帰場所や処遇についてですが、
和解からの東芝の徹底抗戦が今も続いているんだなあ、ということがわかる対応でした。

復帰場所・業務については、私は、裁判終了後、
「復帰場所や業務は、『会社が和解時に提案していた、研究所(川崎)の事務職』でかまわない、早く勤務地を決めて欲しい、リハビリ勤務等に進みたい、早く会社復帰したい」
と会社に伝えていましたが、前回も復帰場所等々は決まらず、
今回の東芝の回答は
「働けるという医者の診断書が必要、それがないと所属や復帰場所は決められない」でした。

あのー、会社への強い恐怖心があり働けない今の状態では、「働けるという医者の診断書」は、出てくる訳がないし、、会社への恐怖心を克服するためにも、会社へのリハビリ勤務が必要だ、引っ越しもしないといけないのだから、早く復帰場所を決めてほしい、先に進みたい、と毎度言っているんですけどー

そもそも、和解時の会社提案の復帰場所や仕事内容でいい、と言っているのに、なぜ、今更、
「働けるという診断書」がないと復帰場所が決められない、という回答がくるのでしょう。

和解時も、技術職が無理だと言っている私に、復帰場所に研究所を指定してくるのは嫌がらせとしか思えませんでしたが、
私が、「和解時の東芝提案の復帰場所・仕事でいいです、会社への恐怖心を克服するためのリハビリ勤務を早くしたい、そのための机を用意してほしい」、と言うと、今度は、
「働けるという診断書がないと机は用意できない」と言うんですね、
まだまだ嫌がらせの繰り返しですかー?

このままでは、東芝社員として身分は回復しても、出社場所も所属もなく、机も無し、ということになりそうです

続いて、復帰時の私の賃金・処遇についてですが、
私の要求が通らないのなら、団体交渉で話を進めたいと伝えてありましたが、
東芝側「傷病手当は、4割を支払うことについては結論が出そうです」
と回答が。
私 「・・・・?
   労災以外に手当4割を支払う事は、判決で決まっている当然の事、
   和解では、会社も昇級を考慮した案を提出していたでしょ、なんで4割支払いとかに話が戻るんですか? 」

賠償金4割が、とか和解時より後退してるんですけどー。
東芝側は話し合いを進める気全く無いってこと?引き延ばしですか?

差し戻し審の判決は、東芝の和解での不誠実な対応が盛り込まれ、原告全面勝訴の画期的な判決でしたが、
東芝にとっては、判決で全面敗訴しようが、和解決裂なんだから、私への徹底抗戦をまだ続ける、ということなのでしょう。

A主務(係長クラス)、決定権のない人物との話し合いでは、東芝への復帰作業は堂々巡りで進まないようなので、
「次回進展がない場合は、団体交渉をするとみなして、団体交渉へ進めたい」、と、A主務に話をしました。

東芝への復職は、勤務地さえ決まらず、まだまだ時間がかかりそうです。

まあしかし、体調も随分と回復してきました。
今後も、妥協することなく、焦らずじっくり東芝への復職に取り組んでいきたいと思います。

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COMMENT TO THIS ENTRY
--所轄のハローワークを使いましょう--

来年度から精神障害者の雇用が義務化されるため、今年度からハローワークの指導が強化され始めています。
来年度から法定雇用率も2.33%に引き上げられるため、所轄のハローワークに指導するよう要請してみたらどうでしょうか?
案外会社の人事担当者、障害者雇用の知識がないケースが多く、精神障害者だけでなく、知的障害者、発達障害者、視聴覚障害者、会社が就労支援をしないため、困っています。

- from ボロ王 -

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こんな騙し騙しの不誠実な対応がこの会社の本質みたいですね。
こんな誤魔化しやら隠蔽やら犯罪やらしてるから倒産したんです。あ、まだぎりぎりしてないか。。
今後も信頼性の無い会社の商品は誰も買いませんよ。もう信用回復不可能倒産待ったなしなので見切りつけましょう。

- from 労働者 -

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出社、お疲れ様でした(。*・д・。)ノ。東芝側の対応、些細な手続きを問題にして引き伸ばしを図っているとしか思えませんその上、。和解条件をも反故にする気なのでしょうか。yumiさんの健康が心配です。心もからだもボロボロなのですから。
 私は早期の復職アリだと思います。もともと100パーセント会社側の対応に問題があり、yumiさん側にはなんの落ち度もなく、ただただシンプルに復帰を望んでいるのですから。東芝側の対応の不誠実さにただただ唖然とします。責任者(課長以上の管理職)が直接対応しないのもおかしな話です。これでは話が前に進みません。んーん、おかしなおかしな会社です。

- from ban -

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医師の診断書提出は通常の対応ですよ。

- from  -

--「和解」の恐ろしさ--

『和解』とは、
「当事者が互いに 譲歩し、争いを止める合意をすること」つまり東芝にとっては、非常に都合の良い結論になっているのです。
判決文が内容的に「勝訴」であったとしても、「和解」とは、得てしてこの様に「利用」される事は多いのです。
書くなる上は、Yumi様が、東芝の「裏」を書いて、医師の診断書を一日も早く提出なさるしか、方法はありません。
兎に角、頑張って下さい。

- from 暴弩麗瑠 -

--コメントありがとうございます--

ボロ王さん
情報ありがとうございます。参考にさせてもらいます。

労働者さん
確かに、私の裁判での東芝の対応を見ていると、倒産寸前になるべくしてなったという感じがします。しかし、解雇無効を勝ち取ったのだから、堂々と東芝に復職したい、というのが今の私の要望です。その前に倒産しなければよいのですが。

banさん
いつも励ましのコメントありがとうございます。
無理をしないように、頑張りたいと思います。

- from yumi -

----

名無しさん
んー、東芝の対応は、裁判敗訴した腹いせの、嫌がらせとしか思えない対応です。休職中の社員として扱うことも、する気がないようです。

暴弩麗瑠さん
「和解」はしていないんです。和解決裂し判決だったからこその、今に続く東芝の徹底抗戦、という感じです。会社の言っていることは矛盾が多いので、自分なりに、今後を考えたいと思います。

- from yumi -

--復職診断書--

突然すみません、お尋ねさせてください。
会社で休職者の対応にあたっている者です。
裁判の詳細などホームページにて掲載して頂き、対応にあたる者としてとても参考になります。

『復職できるという診断書』を会社が求めているということで、筆者様はその提出がなくても復職先の確定やリハビリ出勤の開始を望んでおられるように受取りました。

私の会社でも、復職先やリハビリ出勤の調整は主治医から復職できるという診断書が出されてはじめて検討することになっています。
これは、「厚労省の職場復帰支援の手引き」に従ってのことです。
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/101004-1.pdf

会社側は休職している社員の病状を把握できているわけではありませんので、主治医の医学的な見解をもとに産業医と会社が検討するものと理解しています。

筆者様がそういった復職のステップ(厚労省の表記です)に従うものではなく、復職診断書がなくても東芝様に復職先の確定を求めている理由がありましたらお教え頂けると助かります。

診断書が無くとも復職先を検討できる余地があれば知りたいです。

また、会社として安全配慮義務の点より、「会社は医療機関やリハビリ施設では無いため、通常の勤務時間で労働できるという主治医の診断があってはじめて試し出勤やリハビリ出勤を会社として実施できる」と研修会等で厳しく言われています。

色々な文献などで休職、復職に関する対応を調べておりますが、国の指針だけでは不十分な特別事案もあると承知しておりますので、参考までにお聞かせ頂けけるととても参考になります。

筆者様の体調などもあるかと思いますので、急ぎでなくとも構いません。
どうぞ宜しくお願い致します。

- from 会社で対応する側の者 -

----

会社で対応する側の者さん
私の場合、不当解雇され、その後労災認定されました。不当解雇から会社復帰にあたり、会社が復職先(勤務先)を用意しない、机も用意しない、社員として扱おうとしない、という状態です。社員として勤務地や所属を決めるのに、主治医の診断書が必要なのでしょうか。

また、私の案件は労災で、病気になった原因は全て会社側にあるという判決が裁判所により確定しています。私の病気の回復にリハビリ勤務等が必要なのであれば、病気の原因を作った会社が協力するべきです。

通常の、私病扱いの休職からの復職とは全く異なります。

- from yumi -

--ご回答ありがとうございます。--

早々にご回答頂きありがとうございます。
なるほど、不当解雇からの「復職」ということですね。
それは会社側も協力していくことが必要でしょうね。
主治医からもそういった意見(完全な復職には会社でのリハビリ、サポートが必要)が出されると会社も動けるのかもしれませんね。

筆者様のケースは違うのかもしれませんが、私は「再発させてしまったら会社としても責任がある」と肝に銘じながら復職の支援に力を入れているつもりです。しかしながら、人事担当や上司は治療にあたる専門家ばかりではないので、やはり主治医のサポート(本人へだけでなく会社の対応への意見など)があると大変心強いです。
復職支援をするチーム内でも意見が分かれることがあるので、主治医見解はとても重要です。

企業としても今は大変な状況にありますが、筆者様がお仕事に戻られ、これまでの経験からご活躍されることを祈っております。
またお尋ねすることがあるかもしれませんが、その際はよろしくお願いします。
ありがとうございました。

- from 会社で対応する側の者 -

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会社で対応する側の者さん
主治医は、「復帰先まだ決まらないの?嫌がらせとかあるの?解雇され裁判した会社に復帰するのは大変そうだよね」といった感じです。

- from yumi -

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筆者様と同じようなエンジニアの社員のケースがあります。
主治医から復職できるという診断書に「再発予防のため職場変更が望ましい」との意見がありました。
当初、検討チームではエンジニアとしてその人への期待から、職場の変更は反対する者も少くありませんでしたが、本人とも何度も面談し、また、本人と一緒に主治医の元へ相談にも行きました。
主治医の見地で職場変更がなぜ必要なのか、また、会社として職場変更となった場合懸念される事など詳細な話ができました。
おかげて渋っていた役員も説得でき、降格させることなくその社員の経験を活かせる新しい部署を設置するに至りました。
職場を変わることでこんなに心身が変わるのかと本人も驚いています。
検討チームでも意見の違いから亀裂?が入りそうになったりとスムーズに行かず、社内だけの意見ではまとまらなかったと、主治医のサポート力も大きいと実感したケースです。
筆者様も主治医の先生により強くサポートしていただけるといいですね。

- from 会社で対応する側の者 -

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yumi

Author:yumi
女性技術者。重光由美。うつ病を患って休職中に解雇されたため解雇撤回の裁判を(株)東芝相手に提訴しています。のんびりと療養していたのが一転、症状はジェットコースター。裁判はうつ病にとっても悪い…それでもうつ病との闘いは続くのであった。




応援コメントありがとうございます。体調の悪化等により、コメントの返信できずにスミマセン。


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いわれのない誹謗中傷コメントには相応の対応をさせて頂きますのでご注意ください。

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●東芝うつ病解雇裁判
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