傍聴人43人、傍聴席は、ほぼ満席でした。
傍聴ありがとうございました。
傍聴席には、記者席が8席設けられていました。
定刻の13時15分に裁判官3名が入廷。
その後、NHKが2分カメラを回して法廷の様子を撮影しました。
マスコミが法廷を撮影するのは、2008年の地裁判決時以来です。
ちなみに、東芝側代理人は、2008年の地裁判決時には、撮影時に席を外し、テレビに映ることはありませんでしたが、今回は、東芝側代理人は撮影時も席を離れることはなく、テレビに映っています。
その後、裁判長により判決文が読まれました。
友人からの法廷スケッチ
判決文を読む裁判長

主文言い渡しの後、裁判長は、「判決の概要を説明します」、と言い、主文に続けて判決の概要も読み続けました。
裁判官が、主文以外の判決の概要を読む場合は、まず、原告が全面勝訴の場合です。
最高裁原告全面勝訴後の差し戻し審なので、全面勝訴になるのは当たり前ではあるのですが、
全面勝訴なんだなあ、裁判所要請行動等々やれるだけのことはやった甲斐があったかなあ、良かったなあ
と思いながら、裁判長の説明を聞いていました。
しかし、裁判官の説明では、増額になった部分もありましたが、認められるべき思っていた部分が認められてなかったりと、素直に喜べない部分もありました。
判決文全文を読んでみないと・・・
判決言い渡し後、傍聴に来てくれた人に、弁護士と私から、簡単にあいさつ。
その後、約1時間後の記者会見の準備のため、弁護士控室に移動し、別の弁護士より判決文を受け取りました。
そこで弁護士より、
「慰謝料増額等は認められてなく、見舞金は減額になっているが、遅延損害金の計算で、原告の受け取る賠償金が増額され、これまでの判例に無い画期的な判決になっている」
と説明を受けました。
まさか認められると思っていなかった、遅延損害金の増額が認められ、画期的判決になるとはですごい!
と思いつつ、最高裁で認められたはずの慰謝料等の増額部分が認められておらず、マイナスな気分もあり、素直には喜べない複雑な状態で、短い時間内で原告コメントを作成し、14時30分からの記者会見に臨みました。
続く
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