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第13回弁論準備終了 
2006.11.07.Tue / 20:36 
第13回弁論準備が終了しました。
疲れました…
まだまだ先は長そうだ……
いろいろな思いが交錯して、久しぶりに明け方まで眠れず、すでに日が射している中やっと眠りにつきました。


前回の第12回弁論準備で、あいかわらず会社側が社外秘であるとしてて提出を拒み続けている当時の私の「週報」、
具合を悪くさせながら、何とか当時を思い出して「週報の見本」を書き上げ、裁判官が提出するかどうかを判断してもらうため裁判所に提出しました。

が…なんと、会社側が、それは実物と違う、本物はこれだ!と、当日本物の週報を裁判官に提出してきました。

はぁ…?最初からそうすればよかったんじゃないの?私のこの1か月の苦労は?この体調の悪化は?私に見本を書かせておいて、提出??
まるで嫌がらせのような会社のこの対応…開始早々非常に疲れました…

そして、裁判所へ「週報」を証拠として提出する事については、「社外秘の情報が漏れる」から証拠として正式に提出はしない、の一点張りでした。 
裁判自体は15分程度で終わったのですが、その内容がひどい。
司法の場で、こんな会社の横暴が通っていいのか、非常にあきれる内容でした。

原告弁護士「閲覧禁止として裁判所に提出すれば、見る事ができるのは、原告側弁護士と裁判官と、この週報を書いた原告だけだ。そうすれば情報漏えいにならない

東芝側「いえ、どう情報が漏れるかわかりません。社外秘の資料ですから裁判所への提出できません。」

原告弁護士「この「週報」はすでに東芝側から「労働基準監督署」に提出された資料だ。労働基準監督署職員には情報漏えいしている事になるが。

東芝側「労働基準監督署の職員は信用しています。」

原告弁護士「労災申請は今、審査請求中だが、今後、労働基準監督署相手に労災認定を求める行政裁判を起こした場合、この「週報」は無条件で公開される資料だ。それを承知で東芝側はこの資料を労働基準監督署に提出したのではないか。提出して問題は無いはずだ。」

東芝側「不支給を前提に提出したわけではありません。」

原告側「これは5年前の資料で、技術は進歩していて、機密性は低いはずだ」

東芝側「今もって機密性は高い資料です。」

原告側「行政裁判することになったら強制提出になるが、いいのか」

東芝側「そのときは、社会状況が変わっていますから、社外秘扱いが変わって、公開可能になると思います。」

原告側「行政裁判は行うとして来年だ。5年前の資料と6年前の資料とで社外秘扱いの状況が変わるのか」

東芝側「はい、社外秘の状況は、5年と6年で充分変わります。」

原告側「・・・・・・」

すでに労働基準監督署に提出し、多くの労基署関係の職員が見ている資料を、裁判官・原告弁護士のみが閲覧可能として裁判所に提出する事が情報漏えいとなる、という東芝の主張は明らかにおかしいと誰もが思うと思います。

(長いので続く) 疲れたのでちょっとお休みします。

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COMMENT TO THIS ENTRY
--即時抗告--

重光さん、こんにちは。

被告東芝側の説明は、合理性を欠いていると認められますね。

> はぁ…?最初からそうすればよかったんじゃないの?
> 私のこの1か月の苦労は?この体調の悪化は?
> 私に見本を書かせておいて、提出??
> まるで嫌がらせのような会社のこの対応…
> 開始早々非常に疲れました…
まさに嫌がらせのオンパレードですね。
私の知人で解雇裁判をした人は、その人が会社を徹底的に苛め抜いたらしいですが。それでも、まだまだ足りないと嘆いていました。

> 裁判官が判定で「提出させる」とした場合、
正確には、「決定」ですね。
> 東芝側は「高等裁判所へ不服申し立て」ができ、
これは、民事訴訟法上「即時抗告」という制度(民事訴訟法第223条第7項)です。つまり、裁判所(官)が文書提出命令申立に対して下した決定(採用された場合も却下された場合も)に対して不服申し立てができるのです。
被告東芝側は、文書提出命令申立を認容して提出命令を出す決定をした場合には、嫌がらせ同然に即時抗告するかもしれませんね。

まだ弁論準備手続が続きそうですね。

- from 司法書士希望者改め八坂平四郎 -

----

八坂さん
コメントありがとうございます。
裁判は司法の専門家「弁護士」と相談しています。
このブログでは、専門家で無い一般の人でもわかるよう裁判の事を書いています。
特に司法のアドバイスは必要ありませんが、もしアドバイスがあるのであれば、まずは、担当弁護士のホームページがあるのでそちらにお願いします。 

- from yumi -

----

yumiさん、お疲れ様でした。
毎度ながら東芝側の対応には呆れるばかりですね。
私は職場内でこういうやりとりをしょっちゅうしていましたが、相手のあまりの非常識さに呆れ+脱力+むかつきの繰り返しでした。
だからyumiさんの気持ちがわかるような気がします。
(えらそうにすみません)
「ああいえば、こういう状態」でしょうから、本当は相手にしない方が
いいのでしょうけれど、そういうわけにはいかないでしょうから。
ブログに書くことそのものも疲れると思いますが、書くことによってyumiさんの気持ちが少しでもやわらぎますように。

応援しています!
それからゆっくり休んでくださいね。

- from カイ -

--こんばんわ。--

なんか…ムカつきますね。
病気なんじゃないんですか?
脳ミソの中、見てみたくなります。

こうゆう人達相手に今後も続くかと思うと、
ほんと、グッタリでしょうね?
流石に今日はもう…お休みになったかな。

お疲れさまでした。m(__)m

- from oba3 -

--今日の一票--

 誰もが知った大企業の対応がこんなのらりくらりの無責任なら、大企業に勤めていない大勢のひとたちの労働環境も押して知るべし、、、それ以下と思って間違いないと思います。
 
 結局、相手が腐っているなら、残念ながら”何が正しいのか”、では無く、世論やその数に押されてしか動かないのではないか、と、感じます。
 欺瞞や詭弁を使いこなしたところで、モラルの精神が無い経営に人が気付かず見過ごすとでも思っているのでしょうか。

 社会人になるとだんだんサラリーマン生活に打たれ慣れて(=適応せざるを得ず)悲しいかな被雇用者としての権利や尊厳に鈍感になる部分がありますが、大企業の経営に対する誠意の無さこそが働く人の生きる気力をもぐのだと思うし、不当さを諦めて、慣れてしまったら、どんどん個人の尊厳、働く人の人間としての価値、権利がなくなってしまいます。本質に誠意が無い企業が将来もよい製品が作り続けられるとも思えません。
 企業風土の傲慢の壁を打ち砕く判例になって欲しいと思っています。
 
 読んだ時は必ずクリックしてます。
ワンクリック&ワンコメント、読んでる人、賛成してる人が全員するとブログランキング一位にも届くんじゃないかナー、とか、思ってます、、、、、
ガンバ!!

- from ぺんぺん草 -

--コメントありがとうございます--

カイさん、oba3さん、ぺんぺん草さん、、コメントありがとうございます。
裁判後精神状態が不安定だった中、励みになりました。
涙が出るくらいv-395、うれしかったです。

- from yumi -

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プロフィール

yumi

Author:yumi
女性技術者。重光由美。うつ病を患って休職中に解雇されたため解雇撤回の裁判を(株)東芝相手に提訴しています。のんびりと療養していたのが一転、症状はジェットコースター。裁判はうつ病にとっても悪い…それでもうつ病との闘いは続くのであった。




応援コメントありがとうございます。体調の悪化等により、コメントの返信できずにスミマセン。


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