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東芝株主総会 事前の質問書 
2017.06.27.Tue / 12:58 
気が付けば、明日は、東芝株主総会です。
不祥事続出の東芝、株主総会は非常に荒れそうですが、今回は、出席してきます。
事前に送った、質問書をアップしておきます。
昨年の株主総会では、他の質問者への回答が読まれる中、大変失礼なことに、私の事前質問は無視されてしまったため、そのことを盛り込み、長い文章になってしまいました。
体調今一つですが、行ってきます。

----------------

株式会社 東芝 取締役社長 綱川 智 殿

(株)東芝 第178期定時株主総会への文書質問

                                   2017年6月16日
             
                           株主番号○○   重光由美

私は、東芝社員として働いていましたが、激務やパワハラでうつ病を発症し、休職期間満了で不当解雇されたため、東芝に解雇無効の裁判を起こしました。裁判は、提訴から12年とたいへん長期化しましたが、昨年2016年8月31日に、原告である私の全面勝訴判決が出て、終結しました。今は、東芝への復職の途中です。東芝の、裁判および復職での対応に,日本を代表するグローバル企業とは思えないような、非常に不適切と思える対応があるため、質問をいたします。
  
私、重光由美は、1990年に大学の理工学部を卒業し、東芝に技術職として入社し東芝生産技術研究所、姫路工場を経て、深谷工場で、液晶開発技術者として働いていました。2000年12月から始まった「チャレンジ」に指定された「M2ライン立ち上げプロジェクト」での長時間過密労働等により2001年4月にうつ病を発症し、その後上司のパワハラにより症状が増悪し、会社や上司に対して強い恐怖心(トラウマ)を抱くようになり、2001年9月より休職に追い込まれました。M2ラインの立ち上げプロジェクトに従事した同僚が2名自殺をしています(1名労災認定)。
東芝には、休職当初より労災と認めるよう求めましたが、認められず、自ら熊谷労働基準監督署へ労災申請しましたが、2004年9月9日に休職期間満了を理由に解雇されました。そのため、東京地裁に解雇無効を求める裁判を提訴しました。
東芝は、裁判で、嫌がらせや偽の証言を繰り返しました。熊谷労働基準監督署は、東芝の主張を一方的に認める形で、労災は不支給になりました。
しかし、東京地裁は、2008年4月に、私の病気の原因は、東芝に全面的に責任があるとする、解雇無効の判決を出しました。翌年2009年5月には、行政訴訟で勝訴し、国に労働災害として認められました。東芝は、地裁敗訴後、即日控訴し、控訴審では和解を2年長引かせた挙句、和解を蹴り、「業務上ではない」とする、東芝産業医の意見書を提出し、国の労災認定をも否定する主張を、裁判で延々と続けました。2011年2月23日の高裁判決では、解雇無効の判決は出ましたが、原告にも一部過失があるという判決が出たため、私は、最高裁に上告をしました。
そして、2014年3月24日に、最高裁で、私の主張が全面的に認められる、原告勝訴(東芝全面敗訴)の判決が出て、東京高裁に差し戻されました。

2013年の株主総会では、この事件について、佐々木則夫社長(当時)より、「会社としては、高裁裁判所の判決を受け入れようとしていましたが、ご本人が判決内容に不服があるとして和解を受け入れず、我が社としては和解をしようとしたのですが、ご本人が上告していますので、我が社としてはお答えできません」と、まるで私が裁判クレーマーであるかのような回答がありました。しかし、私が、控訴審の和解で東芝に無理な要求をしたのであれば、上告が受理されて私が全面勝訴するわけがありません。さらに、東芝が受け入れようとした控訴審判決は破棄されましたので、私を裁判クレーマー扱いした、東芝の社長の発言は、間違っていたことが明らかになりました。
2014年3月に最高裁で私が全面勝訴した後の、6月の株主総会では、株主から、この裁判の対応を質問された田中久雄社長(当時)からは、「きちんと対応します」と回答がありました。
しかし、東芝は、上告こそしませんでしたが、私の上告が受理されて以降、徹底抗戦の答弁書の提出に始まり、差し戻し審の和解協議で、私の働いていた時の査定を捏造したり、嫌がらせのような対応をしたりと、相変わらず、人権侵害と呼べる徹底抗戦を続けました。差し戻し審の和解協議は、開始から1年半たって決裂しましたが、2016年の8月の判決では、和解協議での東芝の不誠実な態度を反映した、最高裁判決から更に前進した、原告全面勝訴の判決が出て、判決が確定し、12年続いた裁判は終了しました。

裁判終了後、2016年12月9日より、私は、東芝への復職を開始しました。それから、約6か月が経過し、会社とは月に一回程度、話し合いを行っていますが、未だに、東芝社員として扱われていません。また、復職条件についての話し合いについては、全く進まず、例えば、復帰場所については、私が「和解時に東芝から提案のあった、復帰場所と仕事内容で構わない、早くリハビリ勤務等を経て職場に復帰したい」と言っているのに、未だに復職場所が決まりません。このままでは、社員の地位は回復しても、出社場所も所属もなく、机も無し、ということになりそうです。
株主総会で社長が「きちんと対応します」と言いましたが、それは、どのような対応なのでしょうか。

この事件は、激務や無理なノルマやパワハラで精神疾患になり、休職に追い込まれ不当解雇された社員が、労災と解雇無効を求めた裁判です。地裁からほぼ原告勝訴が続いており、最高裁で、すべての過失は東芝にあるという判決が出、さらに差し戻し審で東芝の全面敗訴が確定し裁判が終結し、今は東芝への復職途中にあります。

解雇から12年間もの長い間裁判を強いられ、裁判中には、私への組織的な嫌がらせという人権侵害も起きています。そして、未だに東芝社員として完全に復帰ができていない私に対して、過去の過ちに対する謝罪、及び、復職や処遇について、早急に誠意のある対応をすることが、不正会計事件を起こし、体質改善が求められている東芝に求められる対応ではないでしょうか。
社長の見解はいかがでしょうか。

昨年の定期株主総会で、この事件について事前質問を提出していたのに、室町正志社長(当時)には、取り上げられることもなく無視をされました。上告中の時は、株主総会で取り上げ、私を一方的に裁判クレーマー扱いする発言をしておきながら、裁判で東芝の全面敗訴が確定すると、取り上げず無視をする、というのは、大企業として大変大人げ無い行為です。このような企業体質だから、粉飾決算を起こすのです。新しい社長におきましては、この事件に対し、株主総会できちんと回答していただくようお願いします。

 質問は以上です。東芝の社長の誠意ある回答をお願い致します。

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健康保険を切り替えました 
2017.06.26.Mon / 15:49 
先週の金曜日に社会保険を、国民健康保険から、東芝健康保険に切り替えました。

東芝健康保険証自体は、5月26日の東芝訪問時に渡されていたのですが、市役所に行って、切り替えの手続きをしてきました。

切り替えた、東芝の健康保険証です。


切り替えはできましたが、解雇された社員が元の会社に復帰するという特殊な状況なので、保険料清算等々、複雑みたいです、市役所の窓口でも戸惑ってしまいました。
これから、清算のための書類が市役所から届くそうな・・・
まあ、取りあえずは、健康保険証の切り替えができてよかった。

市役所は、ウオーキングコースにあるので、ついでに窓口に寄って切り替えただけなのですが、なんだか疲れました。。。

切り替えるぞ、というような気負いは無かったのですが、
12年ぶりに東芝保険証が使えるようになった、という思いから疲れたのかな?
ま、何日も寝込むほどの疲れではありませんでしたが。

東芝の抗戦は続いているけど、東芝に復帰して、少しずつですが、色々なことが進んでいく。
まあ、良かった。


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ネットニュースに載りました 
2017.06.21.Wed / 20:17 
裁判が、ネットニュースに取り上げていただいています。
少し前、2017年5月15日配信の記事です。
著者の竹信さんは、ずいぶん前に取材を受けたことがあリ、その後、正社員の過酷な労働実態、といった内容で、何度かこの事件を取り上げていただいています。

「正社員」が危ない!高拘束、賃下げ、使い捨て…安心はどこへ? ザマアミロと言っている場合ではない
竹信三恵子(和光大教授)著

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51623

記事の冒頭に載っているのですが、該当の部分を載せておきます。

----------------
2014年に最高裁で会社側敗訴となった「東芝過労うつ病労災解雇裁判」は、今回の東芝危機の予兆とも言えるものだ――。

この訴訟は、工場でプロジェクト・リーダーとなった正社員女性が、過労死ラインである月80時間を超える残業の結果、2001年にうつ病となって休職に追い込まれたことから始まる。

過重な目標設定としていま批判を浴びている「チャレンジ」事業が始まった頃で、女性が関わったプロジェクトは事業部で初の指定だった。

女性は人員を増やさないと期限に間に合わないと訴えたが、上司は耳を貸さなかった。同僚2人が自殺し、うち一人はのちに過労自殺として労災認定。

会社は女性の労災認定に協力せず、企業労組、地元の労基署、産業医からも、協力を得られなかった。2004年に解雇された彼女は、解雇撤回と労災の認定をめぐって訴訟を起こす。

人員不足という社員の訴えに耳を貸さず、関係者が労災認定に非協力的、というリスクマネジメントの不十分さ、行き過ぎた精神主義など今回の危機を招いた東芝の性格が、すでにこの時点で現れている。



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なんか不調続く 
2017.06.14.Wed / 13:08 
5月26日(金)の4回目の東芝出社、6日後の6月1日に支援活動と、外出が続きました。
そろそろ支援活動に外出したいという気分になったので出かけたのですが、
今の私には、きつい日程だったようで、疲れがすごかった・・・・

連続外出から10日経過し、外出疲れは落ち着いたようですが、
胃腸炎、疲れに加え、体の節々、膝関節、腰痛、
あちこち不調で、寝込む日々が続いています。
5月から発生した胃腸炎に関しては、ただ今、近所の内科医で精密検査中です。

季節の変わり目?東芝訪問でのストレス?
なんなんだろう??

日によって体調が良い日悪い日があり、どうしたんだろうと思う日々・・・
裁判終了後に発生した燃え尽き鬱も、まだ続いているのかなあ、とは思うのですが、
判決が確定し、裁判が終了したのは9か月以上前なので、さすがに回復してくれないと・・・
うーん

しかしまあ、支援活動に出かけられたことは一つの成果、
回復傾向ではあるので、無理な日程を組まず、今の体調に合わせた行動をしていこうと思います。

今起きている胃腸炎と体のだるさ、腰痛が、収まってほしいのですが。。。


今月は、6月28日の東芝株主総会の外出があります。
もうしばらく、外出を極力減らして、体調を整えたいと思います。


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東芝に4度目の出社 復職場所を用意する気なし? 
2017.06.09.Fri / 21:03 
5月26日(金)に、東芝本社へ4回目の出社をしてきました。
その報告です。


今回も、
「東芝本社 人事総務部 労働企画部 労働企画担当」 
A主務一人が対応し、
浜松町の本社ビル39階の会議室で話し合いとなりました。

事務手続きには、進展があり、東芝健康保険組合の保険証が発行されました。
私が市役所に国民健康保険との切り替えの手続きに行けば、保険証は使えます。
年金の清算も、2週間後に書類が私の手元に届くようです。
事務手続きは、少しずつ進んでいます。


さて、和解決裂の原因となった、肝心の、復帰場所や処遇についてですが、
和解からの東芝の徹底抗戦が今も続いているんだなあ、ということがわかる対応でした。

復帰場所・業務については、私は、裁判終了後、
「復帰場所や業務は、『会社が和解時に提案していた、研究所(川崎)の事務職』でかまわない、早く勤務地を決めて欲しい、リハビリ勤務等に進みたい、早く会社復帰したい」
と会社に伝えていましたが、前回も復帰場所等々は決まらず、
今回の東芝の回答は
「働けるという医者の診断書が必要、それがないと所属や復帰場所は決められない」でした。

あのー、会社への強い恐怖心があり働けない今の状態では、「働けるという医者の診断書」は、出てくる訳がないし、、会社への恐怖心を克服するためにも、会社へのリハビリ勤務が必要だ、引っ越しもしないといけないのだから、早く復帰場所を決めてほしい、先に進みたい、と毎度言っているんですけどー

そもそも、和解時の会社提案の復帰場所や仕事内容でいい、と言っているのに、なぜ、今更、
「働けるという診断書」がないと復帰場所が決められない、という回答がくるのでしょう。

和解時も、技術職が無理だと言っている私に、復帰場所に研究所を指定してくるのは嫌がらせとしか思えませんでしたが、
私が、「和解時の東芝提案の復帰場所・仕事でいいです、会社への恐怖心を克服するためのリハビリ勤務を早くしたい、そのための机を用意してほしい」、と言うと、今度は、
「働けるという診断書がないと机は用意できない」と言うんですね、
まだまだ嫌がらせの繰り返しですかー?

このままでは、東芝社員として身分は回復しても、出社場所も所属もなく、机も無し、ということになりそうです

続いて、復帰時の私の賃金・処遇についてですが、
私の要求が通らないのなら、団体交渉で話を進めたいと伝えてありましたが、
東芝側「傷病手当は、4割を支払うことについては結論が出そうです」
と回答が。
私 「・・・・?
   労災以外に手当4割を支払う事は、判決で決まっている当然の事、
   和解では、会社も昇級を考慮した案を提出していたでしょ、なんで4割支払いとかに話が戻るんですか? 」

賠償金4割が、とか和解時より後退してるんですけどー。
東芝側は話し合いを進める気全く無いってこと?引き延ばしですか?

差し戻し審の判決は、東芝の和解での不誠実な対応が盛り込まれ、原告全面勝訴の画期的な判決でしたが、
東芝にとっては、判決で全面敗訴しようが、和解決裂なんだから、私への徹底抗戦をまだ続ける、ということなのでしょう。

A主務(係長クラス)、決定権のない人物との話し合いでは、東芝への復帰作業は堂々巡りで進まないようなので、
「次回進展がない場合は、団体交渉をするとみなして、団体交渉へ進めたい」、と、A主務に話をしました。

東芝への復職は、勤務地さえ決まらず、まだまだ時間がかかりそうです。

まあしかし、体調も随分と回復してきました。
今後も、妥協することなく、焦らずじっくり東芝への復職に取り組んでいきたいと思います。

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プロフィール

yumi

Author:yumi
女性技術者。重光由美。うつ病を患って休職中に解雇されたため解雇撤回の裁判を(株)東芝相手に提訴しています。のんびりと療養していたのが一転、症状はジェットコースター。裁判はうつ病にとっても悪い…それでもうつ病との闘いは続くのであった。




応援コメントありがとうございます。体調の悪化等により、コメントの返信できずにスミマセン。


注意
いわれのない誹謗中傷コメントには相応の対応をさせて頂きますのでご注意ください。

裁判サイト

裁判の詳細はこちらを
是非見てくださいね

●東芝うつ病解雇裁判
●重光由美さん支える会

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