結局、和解は決裂になり、判決に向かうことになりました。
2014年3月の最高裁全面勝訴判決から、2年近くが経過
和解協議は長期化した挙句、決裂となりました。
昨年9月8日の和解協議11回目で、
「原告がブログに和解協議については、日程以外は書かない」
事を条件に、東芝が原告の要求を受け入れるそうだ、
と裁判官から話があり、原告は、それに応じました。
(それまでも大したことは書いていないのですが、
東芝は、少しでも東芝にマイナスなことを書くと誹謗中傷だと主張していました)
しかし、原告がブログを書く内容を制限した後も、東芝はそれに応じず、
捏造としか思えない資料の提出、嫌がらせや引き伸ばしのような態度を取り続け、結局、和解決裂に至りました。
株主総会では、東芝の田中久雄元社長からは
「ご本人が上告しましたが、最高裁が主張を認め、
差し戻し審が行われているので、コメントできない」と発言がありました。
労災の社員を出し、その社員を不当解雇し続けている事実を無視し、
東芝が上告しなかったことで、労災認定や不法解雇が無くなったかのような、発言でした。
最高裁で東芝の全面敗訴は確定しています。
それでもなお、原告に東芝の条件をのませた上、
長期化させ、結局和解を決裂させた行為は、
日本を代表する社会的責任を負うべき大企業東芝の対応として、許されるものではありません。
この裁判は、最高裁判決となり、社会のメンタルヘルス向上労働環境改善に、大きく寄与している裁判として有名になっています。
判決で原告が勝訴することは確定していますが、より有利な判決を勝ち取り、さらに社会をよくしていきたいと思っています。
また、判決後は、最高裁全面敗訴してなお、和解しようとしない東芝に、
原告は復職しますが、こちらもすんなり行くかどうかわかりませんので、
引き続き応援していただきたいと思います。
次回弁論準備4月15日 11:00~
応援クリックおねがいしますm(__)m

