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2013年09月の記事一覧
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厚生労働省への要請原稿 
2013.09.26.Thu / 10:00 
昨年の11月20日の、「過労死家族の会統一行動」で、
厚生労働省への要請行動で、発言した原稿です。
厚生労働省には言いたい事がたくさんあったのですが、持ち時間が5分だったため、かなり短くしました。

------------------

要請書
1.住所 氏名略      
2.被災者 重光由美 本人 ○○歳(被災時35歳)
3.(株)東芝深谷工場、液晶開発技術者
4.2001年4月11日 うつ病
5.労災不支給後、東京地裁に提訴、地裁で勝訴確定し労災認定中
6.私は、東芝深谷工場で、液晶の開発技術者として働いていましたが、大変な激務やきついノルマ、上司のパワハラ等で、うつ病を発症し、休職に追い込まれました。発症した当時、同じ職場の同僚が2名自殺しており、大変過酷な職場だったことは明らかです。会社には、労災と認めるように求めましたが、認められず、解雇されました。熊谷労働基準監督署に相談に行ったときは、労災申請をして欲しくない態度がミエミエで、廊下に貼ってあった「労災隠しは犯罪です」というポスターが白々しく感じました。

 労災申請後は、審査官は熱心に調査をしてくれましたが、信じられないことに、労災は不支給となりました。不支給の理由は、「長時間残業が認められるが、上司や同僚がたいした業務ではないといっているので負荷の強度が軽となる」でした。しかし、私は、当時の業務の資料を多数入手しており、それらの資料には、「トラブル多発、対策会議開催」「スケジュールが大幅に遅れ」等々書いてあり、業務に詳しくない人が見ても私の担当業務の負荷が高かったことは明らかです。

 労災不支給後、審査請求、再審査請求をしましたが、再審査請求の公開審査では、審査官に「私達は専門資料を見せられても業務内容はわからない。上司や同僚の証言に頼るしかないのよ」と言われました。しかし、会社が労災隠しを企て、社員に口裏を合わせて嘘をつかせる事がある事は周知の事実で、だからこそ労基署にも大きく「労災隠しは犯罪です」というポスターが貼ってあるはずです。トラブル多発、と書かれてある資料を見ても、業務の負荷がわからないから会社の証言のみを採用するのであれば、労災認定方法に大きな問題があるのではないでしょうか。結局、労災は再審査請求まで、全て不支給になりましたが、平行して行われていた、東芝との解雇裁判では、私の病気の原因が業務上であることや会社の過失を全面的に認める全面勝訴判決が出ました。一年後には行政訴訟でも勝訴し、厚労省が控訴しなかったため判決が確定し、労災認定されました。裁判では連続勝訴し、会社の過失も全面的に認めたのです。判決と比較しても、現状の労災行政は、会社寄りで、大きな問題があると言わざるを得ません。

 さて、地裁後即日控訴した東芝は、労災認定後も、東芝の産業医の意見書を裁判所に提出して「業務上ではない」と、厚生労働省の労災認定を真っ向から否定する書面を裁判所に提出しました。東芝は、メンタルへルス対策をしていると公言しており、厚生労働省主催の「心の健康づくりシンポジウム」では、東芝の産業医が発表をしているのです。その大企業東芝が、厚生労働省の決定を裁判で否定するとは言語道断、厚生労働省は、労災を発生させた東芝に厳しい指導をすべき、と言いたい所ですが、熊谷労基署には、「労災が発生したのは10年以上前、労基署の段階では不支給になっているし」等々言われ、労災を発生させた大企業の責任を問う気など全くない態度でした。厚生労働省は、社会問題となっている自殺やうつ病を対策する気はあるのですか?大企業への天下りばかり考えているのではないですか?

 厚生労働省が今後、きちんとしたメンタルへルス対策をすることを期待し、行政訴訟で勝訴した時にテレビニュースで流れた私のコメントで締めくくりたいと思います。「こんなに長い時間やお金をかけないと労災と認められない今の労災行政は、絶対におかしいです。国は、労災行政が、労働者のためにあることを再認識し、私のように、精神を病んで労災申請をしなければならない人が、減るような対策を行って頂きたいと思います。」



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過労死家族会の統一行動に参加 
2013.09.25.Wed / 09:54 
前回の記事に続き、
去年の11月17日、18日の「働くもののいのちと健康を守る関東甲信越学習交流会」から1日おいて、
11月20日には、「過労死家族の会統一行動」に参加してきました。

高速を運転しての「いの健交流会一泊旅行」の疲れが全くとれないまま、朝は疲労感いっぱい、半分寝ぼけた状態で、東京霞ヶ関まで出かけてきました。

「過労死家族の会統一行動」は、昨年に引き続きの参加です。
午前中は、厚生労働省への要請行動。
朝、9時50分に霞ヶ関の東京弁護士会館に集合し、全国から集まってきた、労災申請中の当事者の方と打ち合わせが行われ、厚生労働省へ移動しました。

厚生労働省要請全体の写真を撮り忘れてしまったので、昨年の「厚生労働省要請」の様子をご覧ください。
http://shiblog-entrygemitsu.blog40.fc2.com/-590.html

去年は、参考に参加、皆さんの発言を聞きいていただけでいたが、今年は、発言をさせてもらいました。

事前に、当日読む原稿を作成して、家族会に提出するのですが、
労基署の職員の対応、労災不支給、審査請求棄却、再審査請求棄却、裁判での対応等々、厚生労働省には言いたいことがたくさんある。しかし、残念ながら、ひとりの持ち時間は、5分。
原稿を、なんとか短くして、発言に望みました。

発言をしている私です。
結局原稿が若干長くなってしまったので、時間内の5分に収まるよう、早口でしゃべりました。



時間は短かったのですが、厚生労働省で発言が出来て、まあまあ、それなりにすっきり。

毎年、厚生労働省の要請行動に参加して、10年くらいは、厚生労働省に対して発言したい気持ちなのですが、
要請行動に参加できるのは、労災申請中の人だけ、既に労災認定された私は、今回しか発言が出来ません。
残念~。


さて、
厚生労働省要請終了後、12時~13時までは、「全国過労死家族の会」の人達で、厚生労働省前で、宣伝行動をしました。
全員でおそろいのゼッケンをして、過労死防止法制定院内集会の宣伝をしました。




ここでも、マイクを使っての発言出来る機会があったので、私も、発言をさせてもらいました。
もはや、マイクでの発言慣れ?しております。



そのまま、国会の衆議院議員会館に移動し、
14時~16時30分までは、「過労死防止制定院内集会」に参加



終わった後は、親睦会に参加。
親睦会には、姫井由美子議員(今は議員ではありませんが)が参加したので、
一緒に記念写真を撮ってもらいました(我ながらミーハーです)


「働くもののいのちと健康を守る関東甲信越学習交流会」で一泊旅行、1日おいて、
11月20日には、「過労死家族の会統一行動」に朝から夜まで1日参加
こんなにタイトな日程で、外出したのは、病気になって初めてです。
さすがに無理したな~

この日以降、しばらく寝込んだのは言うまでもありません。


厚生労働省の要請行動で私が発言した原稿に続く


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温泉一泊旅行 
2013.09.23.Mon / 13:36 
温泉一泊旅行、
ではなくて、支援活動の報告です。

かなり古い話になりますが、去年の11月17日、18日に、泊りがけで、
「働くもののいのちと健康を守る関東甲信越学習交流会」に参加してきました。
途中までまとめていたので、せっかくなので、報告させてもらいます。

この交流会は、労災当事者や支援をしている人たちが集まっての学習交流会なのですが、
山梨の温泉宿で一泊、食事や温泉を楽しみながらの、交流会でした。


1日目の全体集会では、150人と、大人数が参加。講演や報告が行われました。
私も、前へ出て、5分程度でしたが、発言させてもらいました。
壇上で発言している私です。


夕方集会が終わって以降は、温泉宿で、おいしい食事と温泉を堪能しましたぁ(^O^)/
が・・・写真を撮り忘れてしまったので(-_-;)、宿泊した温泉宿のパンフレットの写真をご覧ください


今回、場所が山梨で、電車で行くより車で行く方が早かったため、車で行きました。
高速に乗ったのですが、自分で車を運転して高速に乗るのは、病気を患ってから初めて、10年ぶりの経験でした。

病気を患ってから、もう、車を運転して、高速に乗って遠出する体力なんて無いし、そういうこともできないと思っていたのですが、
裁判で勝訴することで、会社に対するトラウマが小さくなり、症状も随分と回復し、本当に、いろいろなことが出来る様になりました。

高速に乗りながら、
「高速に乗って温泉にいけるようになるとは~、苦労は多いけど、裁判勝訴して症状回復してよかったな~」としみじみ~、
感じる暇も無く、すごく久しぶり(10年ぶり?)の高速で、車の速度が速くて怖くて・・・恐怖感満載で車を運転してました。

実は長い裁判中に、
所持していた車が壊れてしまい、車が無いと病院にも行けない車社会なので、
中古車屋さんで一番安い軽自動車に買い換えたのですが、
この車で高速を走るのは初めて、だったこともあり
高速運転中は、緊張感が半端無かったです。

とはいえ、久しぶりのサービスエリアを楽しみ、お土産を買ったりと、それなりのドライブを楽しみました。

帰りは渋滞にはまってしまいましたが、
運転がゆっくりの方が、緊張しなくて済むな~とか、渋滞なんて十数年ぶり?と、
こちらも、久しぶりの体験を楽しんでしまいました。
渋滞の様子です


車で高速に乗って遠出をして、温泉でおいしいものを食べて
さらに集会で裁判支援の発言ができ、
こんなことはもう出来ない、と思っていた分、盛りだくさんの一泊旅行は本当に楽しかったです。


裁判は本当に大変だけど、勝訴することで症状が回復して本当によかった~
あとは最高裁でよい結果が出れば良いのですが・・・

そして一日おいて、2日後には、過労死家族の会の1日行動に参加したのでした。
こんなに外出が続くハードスケジュールは初めてですが・・・

「過労死家族の会1日行動」に続く

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控訴審の判決ダメージ回復? 
2013.09.19.Thu / 15:36 
台風が過ぎて、一気に秋めいて来ました。
日中は暑い日もありますが、エアコンが必要なほどではなく、とても過ごしやすくなりました。


実家から埼玉に戻ってすぐ、帰省、最高裁要請外出で疲れも取れないまま、
ネットの個人情報流出騒ぎ発生で外出したりで、いろいろ疲れましたが、いまは精神的には落ち着きました。(実務的には、スパムメールが大量に送られているメールアドレスをどうするか等々、落ち着いてはいないんですが)

落ち着いてきたら、実家で何もせず、ぼけーっとのんびりしていた分、体調がずいぶんと良くなっていたみたいで、いろいろなことが出来るようになっています。

2年半まえの、控訴審の判決以降、事実上の敗訴をずっと引きずってましたが、それも、ほぼ、回復かなあ???
「あの判決文が存在することが耐えられない」という思いがずっと頭から離れなかったのですが、それが小さくなっています。
もちろん、控訴審の判決破棄(上告受理)にむけて最大限の努力はしますが。

ブログ、ここのところ、珍しく連続投稿が続いていますが、途中まで書きかけていたものが多いので、連続投稿のようになっています。

まだまだ、たまっている、過去の出来事をしばらくは、連続投稿する予定ですので、お楽しみに??


さて、明日20日は、月一回の恒例、最高裁要請で朝5時起きで、外出します。
最近、外出は控えめを心がけており、たまっている、ブログの更新やら、家の片付けやら(まだダンボールがあります)に注力したいところなんですが、
月一回の重要な裁判活動なので、行って来ます。


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平成24年度の精神疾患労災認定数 
2013.09.17.Tue / 15:41 
「心の病」労災認定 過去最多に 嫌がらせ、いじめ 悲惨な事故目撃…が発症の原因
2013.6.21 18:05
 過労や職場の対人関係のトラブルから精神疾患にかかり、平成24年度に労災と認定された人が前年度比150人増の475人となり、昭和58年度の調査開始以来、過去最多となったことが21日、厚生労働省の集計で分かった。労災の申請者は1257人(同15人減)で4年連続で1千人超の事態が続いている。

 厚労省は「鬱病患者の増加のほか、平成23年の認定基準の見直しで、精神疾患が労災の対象になるとの認識が広まったことが申請数の増加につながっている」と分析している。

 精神疾患による労災申請が多かった業種は、製造業(225人)▽医療・福祉(201人)▽卸売業・小売業(196人)-の順。年齢別では40~49歳が387人と最多で、30~39歳が370人-と続いた。

 労災認定された475人の発症原因は、「仕事内容や仕事量の変化」が59人、「嫌がらせやいじめ、暴行を受けた」が55人、「悲惨な事故や災害を体験・目撃した」が51人、「上司とのトラブル」が35人。東日本大震災に伴う精神疾患で認定された人も15人いた。

 一方、脳梗塞や心筋梗塞など脳、心臓疾患による労災申請は前年度比56人減の842人と3年ぶりに減少。労災と認定された人は28人増の338人で、過去4番目の高さとなった。業種別では、「運輸業・郵便業」が最多。認定された人の1カ月の平均残業時間は80~100時間が最多の116人で、160時間以上も31人いた。
産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130621/bdy13062118060002-n1.htm
------------------

厚生労働省のHPに詳しい資料が載っています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000034xn0.html

------------------
6月発表のニュースですが、アップが遅れてしまいました
(色々な記事がアップが遅れていますが(^_^;))

昨年は精神疾患の労災認定数が、大幅に増えました。

精神疾患の労災認定基準が一昨年の平成23年に見直されました。その新認定基準で、初めて出た労災認定者数なのですが、認定者数が、325人から475人へと、1.46倍に増えています。

新認定基準は、専門家の間では、認定されやすくなったとは言えない、といわれていましたが、数字だけ見ると、認定者数が増えていますね。

新認定基準では、長時間残業が証明できれば業務の質を問われず、それだけで、労災認定されるようですが、
旧認定基準では、月100時間以上の残業が証明できても労災認定されない事例が、あったことに驚きます。

私が労災申請した頃は、残業時間が、ひと月100時間、もしくは2か月平均80時間を越えていれば、長時間残業が認められて(今もこの基準は変わっていませんが)、かなりの確立で労災に認定されていたのですが。

労災申請数が急増していたので、労災認定が厳しくなっていたということでしょうか。
ひどいなあ・・・
国は、労災を出さない対策にもっと力を入れて欲しいもんです。

今回、労災認定数が増えましたが、
新認定基準を制定した委員会?が、新認定基準の成果を出すために労災認定数を増やしたのでは、と考えるのは、うがった見方でしょうか。
それとも、これまで、労災申請数が急増していたのに対し、認定される割合が低すぎる事をさすがにまずいと思ったとか・・・


労災申請者数は若干減っていますね。
新認定基準になり、労災認定数を増やした分、労基署に相談に来た段階で、労基署が、門前払いのような対応をすることは強化したとか?
と、労基署に相談に行ったときに、職員が労災申請して欲しくない態度全開だった私は、考えてしまいます。

マスコミ報道も、年々大きくなる気がします。
メンタルへルスに関する報道も随分と増えましたが、メンタルへルスへの偏見はまだまだ根強いです。
精神疾患の労災申請数は、まだまだ増えるような気がするのですが・・・

来年、労災申請数と労災認定数がどうなるか、見てみたいです。
いずれにしても、新認定基準が、良い方向に行くといいのですが。

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2013東芝株主総会3 
2013.09.14.Sat / 10:54 
事前の質問への回答の次は、質疑応答の時間、
会場の株主からの質問に社長が答えました。

「顔が知られている人物は質問時に当てられない」
とは聞いていたのですが、
「事前の質問の回答」時に「裁判クレーマー」のように言われ、頭に血が昇っていた私は、
なにがなんでも質問したい、と、目立つように、
「はいはい」と声を張り上げながら必死に手を上げました。

が、結局当てられず、「これが最後の質問です」と社長が言ったところで、
私の近くの人が当てられたのですが、
私がよほど目立っていたのか、その人が
「この人のほうが先に手を上げていましたが」と言ったので、
チャンス!
と思い、「マイクをお願いします」と言ったのですが
社長が「質問者は私が決めます」と言い、
当てられた人が質問をしたがっていたので、結局質問を譲ってしまいました・・・

あと少しで社長に質問が出来たのに残念・・・

よほど目立ったのか、株主総会が終わってから、周囲の人達が、話しかけてきました。
「当てられなくて残念だったね」
「他社で、当てろよ、と大声で強く言ったら当ててもらったよ」
等々アドバイスもいただいたりしました。

「顔が知られてるから、当てられないんですよ。会社とは裁判していて・・・」
等々、出口に向かって歩きながら、周囲の人たちと、話をしながら、
「よかったらこれ、私の裁判のビラなんです」と、ついでに私の裁判のビラも配ったりしました。

一応、裁判の宣伝には、なったようです。

しかしなあ、
私が質問ができない状態で、一方的に会社に都合の良すぎる回答をするだけなんて、東芝なんなの?
東芝の社長には、直接私を当てて、質問に正々堂々と答えて頂きたかったですね。


それに、
自殺が2名発生したことや、東芝が、裁判で隠蔽工作をしたことなど、
複数マスコミ報道もされ、東芝にはマイナスイメージだと思うのですが。
東芝の社長もそれでいいと思っているということか・・・

なんか、自分の中での東芝イメージダウン・・・
非常に念な、株主総会での東芝の対応でした。



出口でもらった、株主総会のお土産は、国技館名物の焼き鳥弁当と、東芝製充電ラジオ



せっかくなので、記念に帰りに国技館の前でポーズ



しかし、帰りの電車の中でも、裁判クレーマー扱いされたムカムカが収まらず

「事前に提出した東芝への質問」をブログにアップしたら、それなりに落ち着き、
初の株主総会出席は、非常に、むかむかとした気分とともに終わったのでした。


今回の株主総会参加は、本当に初めての体験で、要領を得ないことが多かったのですが、
良い経験でした。
来年、また是非、株主総会に参加したら、今年よりは、うまくやりたいなあ、
と思ったのでした。

会社に勤めていて、社長や役員にいいたいことはあっても、普通はそんな機会は無いし、
こんな間近で役員に接する機会なんて、ありません。
株主総会参加は、経営者に直接質問できるすごくいい機会だなあと思います。

(他社の株主総会にも参加してみたいですが)

以上で2013年東芝株主総会の報告終わりです。
(やっと報告できました)


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2013東芝株主総会2 
2013.09.12.Thu / 10:16 
株主総会開始の少し前に、会場に入ると、国技館がほぼ満席でした。
参加した株主5,740名(東芝発表)だったそうです。



私は、株主総会に参加するのは、東芝以外でも始めて、ほとんど見学気分でした。
1時間前の、宣伝行動前に確保していた、前から4列目の真ん中あたりの席に着席。

10時に、会長社長取締役40人程度が席に鎮座し、株主総会開始。

東芝の社長や会長の顔を見るのは、入社式の社長の挨拶以来、
こんな間近で役員の顔を見るのは初めてでした。

株主総会は
・報告事項の内容報告 ビデオで事業内容等が映し出される
・事前の質問への回答
・質疑応答

と進んで行きました。

私は、事前に「文書での質問」を東芝に提出していました。
私が事前に東芝に提出した「文書での質問」はこちらです。 
http://shigemitsu.blog40.fc2.com/blog-entry-723.html

「事前の質問」は、提出していましたが、
これに、東芝は回答しないだろうなあ、
仮に回答してきても、「裁判中なので回答を控えたい」と言った、
無難な回答をするんじゃないかなあ、
なんて、今にして思えば、楽観的な考えでいました。

事前の質問への回答が、会場のビデオに映し出され、
3人目くらいで、
「続きまして、休職期間満了に伴う解雇について、重光由美様からの質問です」
と副社長が発言。

あ、私の質問に答えるんだ、と思ったら、映像に回答が映し出された回答は

「会社としては、高裁裁判所の判決を受け入れようとしていましたが、
ご本人が判決内容に不服があるとして和解を受け入れず、
我が社としては和解をしようとしたのですが、
ご本人が上告していますので、我が社としてはお答えできません」

副社長の口からは、映像より、さらに、
本人が勝手に裁判をしている、という内容を強調した様な発言。

一般的な人が聞いたら
「東芝に裁判クレーマーな社員がいるんだな」
としか思えないような回答でした。

その後は、制度だけは大変立派な、東芝のメンタルへルスについての説明が続き・・・

私は、会社が過失を認めることを、最初から、和解の条件としていました。
会社が過失を認めない限り、和解はあり得ません。
会社は、和解に応じるような対応を見せながら、和解交渉を2年も長引かせ、
結局過失を認めないとしたため、和解は結局、決裂してしまいました。

そもそも、
「ご本人が判決内容に不服があるとして和解を受け入れず」
という表現はおかしくないですか。
東芝が地裁判決内容に不服があるとして即日控訴しなければ、私は控訴せず、
裁判はとっくに終わってました!
高裁判決に不服があるとして私が上告したのは、和解決裂後です。

それに、同僚が2名自殺者したことや、
私は既に労災に認定されたのだから、今は「休職期間満了に伴う解雇」ではなく、「不当解雇事件」になっていること、
東芝は不当解雇に対して、全く対応をとっていないこと、
といった事件の本質には全く触れないまま、

私の質問と全く違う回答をして、私を裁判クレーマー扱い!!

副社長の口から出てくる、あまりにも東芝に都合の良すぎる回答に、
聞きながら、頭から血が上ってしまいました。

続く

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2013東芝株主総会 
2013.09.11.Wed / 10:01 
6月25日東芝株主総会出席しました。遅れましたが、その報告です。

まずは、株主総会前に行われた、「東芝株主総会宣伝行動」の報告です。

東芝株主総会の日、株主総会開始1時間前の9時から、昨年も行った、「株主総会前宣伝行動」を行ないました。

当日は、朝9時10分前に、東芝株主総会の会場である、両国国技館に到着しました。
すでに、反原発団体が、ど派手に、反原発の宣伝行動をしていました。

会場で支援者の方と落ち合い、宣伝行動の打ち合わせを行い、
私は、9時過ぎに、いったん、株主総会の会場である、国技館に入りました。

広い会場は、ガラガラ、まだ、数十人程度の株主しかおらず、私は、会場の前から4列席ど真ん中を確保しました。
そして、宣伝行動に参加するため、一度、会場の外に出ました。

外に出ると、ボランティアの方が、増えていて、ビラ配りとマイクを使って宣伝行動をしてくれていました。
支える会のメールのお知らせだけで参加していただいた人も複数おり、参加していただいた方には本当に感謝です。

東芝株主総会宣伝行動の様子です。
赤いゼッケンをしている人が、宣伝行動に参加していただいた支援者の方達です。
合計7名で宣伝行動をしました。




今回も私は、マイクでの発言等々をしました。




反原発団体の宣伝行動です。ど派手でした。。。




今年の株主総会宣伝行動は、反原発団体のど派手な宣伝行動もあり、去年ほど反応はよくありませんでしたが、
それでも株主の反応は良く、ホームページのアクセスも大きく増え、株主総会宣伝行動は大成功でした。

さて、私は、株主総会が始まる10時少し前に、宣伝行動を支援者の皆さんに託して、株主総会の会場の国技館に入りました。
会場は満席、参加した株主5,740名(東芝発表)だったそうです。

続く


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関連書籍が出版されています 
2013.09.09.Mon / 10:36 
私の裁判が載っている本が出版されていますので、その紹介です。

「幸せに働ける社会へ」
竹信三恵子(元朝日新聞記者、現和光大学現代人間学部教授)著

非正規社員や名ばかり正社員が増えている中、大手企業の「中心的正社員」さえ獲得すれば安泰、というわけではなく、「中心的正社員」にもリスクがあり、状況によって、どんな会社も「ブラック企業」に変身しかねない例として、私の裁判が引用されています。





「労働貴族」
深笛義也著 

会社の御用組合と化した組合幹部の実態について書かれた本です。
私の事件は、「プラントメーカー労組の足元で、「脱原発」は圧殺されている」という章で、7ページに渡って、事件の概要や、私と東芝労組とのやり取りなどが載っています。



本には、私の写真が大きく載っています。


ちなみに、本に掲載されている、東芝労組とのやり取りのブログ記事はこちら
http://shigemitsu.blog40.fc2.com/blog-category-10.html


よろしかったら、ご購入いただき、読んでいただけたらと思います。


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不正情報流出 
2013.09.07.Sat / 11:14 
山口の実家から、埼玉に戻ってきて、8月27日は最高裁要請に参加、
私にしては疲れることが重なる最中、
先週は、さらに疲れる出来事が発生してしまいました。

先週、私の個人情報が、ネットに不正流出してしまい、それが悪用され、
その対応におおわらわでした。
大量にスパムメールが送られてきたり・・・


とりあえず、緊急対策はひと段落し、精神的には落ち着いたんですが、
未だやること多数・・・

不正情報流出とその悪用、もちろんあってはならないことですし、
不正情報流出させた人物、悪用した人物、共に許せませんが、
自分の情報管理も、多少甘かったかなあと。。。
情報管理を含めて、色々と変更やら見直しやらをせねば。。。

これ以上の不正流出情報の悪用を防ぐため、今回の事件の具体的な内容は書きませんが、
やること多しです・・・

一気にやることは不可能なので、少しずつ対応して行こうと思います。


しかし、実家でのんびりして、せっかく規則正しくなった生活があっという間に崩れてしまいました。。。
残念。。。


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プロフィール

yumi

Author:yumi
女性技術者。重光由美。うつ病を患って休職中に解雇されたため解雇撤回の裁判を(株)東芝相手に提訴しています。のんびりと療養していたのが一転、症状はジェットコースター。裁判はうつ病にとっても悪い…それでもうつ病との闘いは続くのであった。




応援コメントありがとうございます。体調の悪化等により、コメントの返信できずにスミマセン。


注意
いわれのない誹謗中傷コメントには相応の対応をさせて頂きますのでご注意ください。

裁判サイト

裁判の詳細はこちらを
是非見てくださいね

●東芝うつ病解雇裁判
●重光由美さん支える会

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