実は、支援活動は、いつのまにやら進んでいます。
和解決裂後の支援活動が残念ながらうまく行かず、事実上の敗訴となったことを踏まえ、控訴審の判決結果が出てから、
支援活動の重要性を改めて感じているところなのですが、
「上告受理申し立て理由書」の作成やらに追われながら、
何名かの支援者の方に、今後の支援活動について相談したところ、
毎月、最高裁で要請行動をしている方を紹介されました。
連絡を取ったところ、既に私の裁判を知っていたようで、「最高裁の要請行動を見学に来てみませんか」と誘われ、
さっそく、見学に行ってきました。
見学に誘われたのが5月16日(月)で、最高裁要請行動が2日後の18日(水)と、
本当に急の参加でした。
最高裁への要請行動は、下記のスケジュールで行われているそうです。
8:15~9:00 最高裁前でビラ配り
10:00~ 書記官と面接
私は、今回はビラ配りの途中から参加することになりました。
当日は朝5時起きで、永田町駅へ。
8時40分頃最高裁前に到着すると、20名くらいの人がビラ配りに参加していました。
9時過ぎにビラ配りが終わり、書記官との面接について話があり、
刑事事件と民事事件とで交互に行っており、
今回は刑事事件が10時から、民事事件は11時からとのこと。
「どうしますか?」と聞かれ
「2時間かけてせっかく出て来たので、書記官との面接にも参加します」
と、11時からの書記官との面接にも参加することにしました。
11時までは、近くの喫茶店で過ごし、そこで、
他の過労自殺裁判の「支える会」の方と交流することができました。
他の裁判の支える会の方との交流は初めてで、貴重な体験でした。
11時10分前くらいに最高裁門前に民事裁判の最高裁要請をする当事者9名が集合し、警備員数名に連れられて最高裁の中へ。
「最高裁って、東京地裁や高裁が騒がしいのに比べて、人も少なく厳かな雰囲気だな~」
と、最高裁判所に初めて入る私は、見物気分でした。
会議室(と思われる)に通されたら、そこにはすでに書記官1名が座っていました。
当事者9名が椅子に座り、
端から、一人5分程度、自分たちの裁判について発言を始めました。
えっ、最高裁書記官への要請行動って、全員が発言するんだ
適当に座っていれば良いだけじゃないんだ
と、見学気分だった私は、皆さんのしっかりとした発言に聞き入っていました。
とはいえ、事前に、「書記官への要請の時には、重光さんにも5分程度しゃべってもらいますから」
と言われていたので、自分の番が来たときには、慌てることなく、適当に(しっかりと?)しゃべることができました。
最近、裁判支援の発言する機会が増えたおかげか、裁判支援の発言には慣れていたのですが、
発言の最後を
「頑張りますのでよろしくお願いします」
で締めくくり、なんか支援の要請みたいだけど、書記官への最高裁要請は、この締めくくりでよかったのかなあと思いつつ、
最初の、最高裁への要請行動は終わったのでした。
書記官に伝わったかどうかは定かではありませんが、とりあえずは言いたいことが言えてよかった。
法律審、弁論は無い、等々、理解があまりできていないまま始まった上告審ですが、やれるだけのことはやる!
今後も、支援活動を、出来る範囲で増やしていきたいと思っています。
最高裁門前 民事訴訟の最高裁要請を行った皆さんと 右から2人目(女性)が私です

「ニコン・アテスト派遣自殺者 上段さん支える会」
「マツヤデンキ障害者過労死裁判 小池さんを支援する会」愛知県より参加
「豊川市職員 過労・パワハラうつ病・自死 堀さんを支援する会」愛知県より参加
の過労自死・過労死の3件の事件の支援者の方と一緒に
応援クリックおねがいしますm(__)m

