6月14日14時59分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100614-00000079-jij-soci
仕事のストレスが原因でうつ病などの精神疾患になったとして、2009年度に労災認定された人は234人に上ることが14日、厚生労働省のまとめで分かった。このうち、自殺の認定は63人。前年度より3人減ったが、同省は「精神障害で病院にかかる人が増えたこともあり、依然として高い水準」としている。
集計によると、精神疾患の労災申請は前年度比209人増の1136人。初めて1000人を突破、過去最多を記録した。遺族の申請は9人増にとどまり、本人申請の増加が押し上げた形だ。
認定されたのは同35人減の234人で、これまでで3番目に多い。年代別は、30代(75人)、40代(57人)20代(55人)の順で、これらの年代で全体の約80%を占めた。職種別では「商品販売従事者」が最も多かった。
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去年の精神疾患の労災認定数が発表になりました。
約1か月前の記事ですが、外出続きでなかなかアップできず、ようやくのアップです。
昨年の精神疾患の労災申請数が、横ばいだったので、おや?と思いましたが、今年は1136人と、増加しています。
参考に、08年度までの申請者数の推移のグラフです。

労災申請数は08年度927人から09年度1136人に増え、とうとう1000人突破と、順調に?増加していますね。5年前から比べると、労災申請者数は倍になっています。
東芝という、世間イメージを気にしているような会社が、労災認定後も、労災を否定する裁判を続けている社会では、メンタルヘルス対策への理解自体まだまだ不十分なようなので、今後も、労災申請者が増えるでしょう。
昨年度からパワハラも労災認定されることになりましたし、それも申請者増加の一因でしょうか
申請数の増加に対し、労災認定数がここ3年横ばい、今年は減少しているのが気になります。
認定基準が厳しくなったのでしょうか。
国は、認定数を減らすような対応をしても、社会のメンタルヘルス対策を進めて行く対策をしないと、労災申請数はどんどん増えていくような気がします。
朝日新聞で確認したところ、とても小さな記事でした・・・
社会のメンタルヘルス対策が進み、自殺者が減る可能性がある記事なので、マスコミも、もっと大きく取り上げてて欲しいものです。
厚生労働省のHPに精神障害等に係る労災補償状況が載っています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000006kgm.html
精神障害等の労災申請状況
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000006kgm-img/2r98520000006kks.pdf(PDF)
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