3月14日に判決の日が延びる連絡があり、
支える会の会員への判決日変更連絡やホームページの更新などに追われ、一息つけた翌日15日、労働保険審査会から郵便が届きました。
あれ?なんだろ??
労災申請棄却・審査請求棄却後、労働保険審査会に「再審査請求」を申請しましたが、今の労災行政制度だと、再審査請求をして3か月経たないと行政訴訟が出来ないのです。
「労働保険審査会への再審査請求」は、行政訴訟をするための、ただのステップ。
再審査請求の決定は通常2年以上かかるので、行政訴訟を起こして判決が出るのと時期的にたいしてかわらないから、訴訟を起こしたほうが良い、と弁護士から言われていました。
その労働保険審査会からの郵便。
労災の決定にしては早すぎないか?
と思いつつ開けたら
裁決書
主文「本件再審査請求を棄却する」と書いてありました。
うそっ・・・
読んだ直後は、全く予期せぬ文章にぼーぜんとしてしまいました
以下理由が17ページにわたって書いてありました。
ざっと目を通して、要は今までの熊谷労働基準監督署、埼玉労働局からの書類と似たり寄ったりの、矛盾に満ちた内容だらけ。
長時間労働はあった
心理的負荷はあった
業務以外にうつ病を発症する理由が見当たらないのだけど、
なぜか不支給。
相変わらず上司・同僚の証言のみを採用し、私の証言や当時の資料を全く無視。
再審査請求の私の意見やら、公開審査での質問への反論は全く採用されていませんでした・・・
もっとも、私の意見を採用しなくても、
長時間労働、心理的負荷とも既に認めているわけだから、当然労災に認定されるべき内容なんですけどねー。
労災行政は「
大企業に天下りしたがってるお役人によって決まるんだろうな」としか思ってなかったので、
再審査請求に期待は全くしてなかったし、そもそも眼中になかったのですが、東芝との解雇裁判を前にして、
またも不支給決定という事実に、さすがに気分は沈んでしまいました・・・
それにしても再審査請求の決定が聞いていた期間と比べ、早すぎる。
東芝との解雇裁判の判決直前とは、タイミングが良すぎる。。
偶然、なのかなああ??
もはや再審査請求棄却決定が出てしまったものは仕方ない。
労災申請は、係争中の行政訴訟がメインで、再審査請求はあくまで訴訟のためのステップ
一方通行密室で行われるのお役所の決定と違って、裁判では、きちんと反論が出来る。
と言う事で気を取り直して、頑張りますか
ここのところ体調も悪化していましたが、それもどうやらひと段落、これからは良くなっていくでしょう・・
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