あとは、裁判官が、提出させるかどうかを次回の第14回弁論準備までに判定する事になり、裁判は終了しました。
裁判官が判定で「提出させる」とした場合、東芝側は「高等裁判所へ不服申し立て」ができ、そこで裁判官が提出させた事について、東芝側は争うことができるそうです。
しかし、ここまでガンと社外秘であると主張する以上、裁判官が「提出させる」と判決を出すと、東芝側は、高等裁判所に不服申し立てをする可能性は大きいでしょう。病気を患っている私と違って、会社には弁護士に払うお金も、協力する社員もたくさんいます。
そうすると裁判が長引く事になります。
「経営者が社外秘を理由として資料を提出しないことが司法の場でまかり通る事は、弱い立場の労働者のためにも、あってはなら無い事で、本来は徹底的に争うべき事だ。
が、今回の裁判に限っては、資料提出をあきらめて先に進んだほうが良いのでは。」と私の弁護士が裁判後の打ち合わせで発言。
私もそう思いました…
すでに私側から別の業務資料は提出してあります。
もっとも、その時には、東芝側から「社外秘に当たる資料を社外に持ち出すとは就業規則違反、懲戒解雇処分である」と何度も言われましたが。
(裁判ホームページ第6回弁論準備より)
しかし…東芝は、対社員の裁判では、こうまでして徹底的に妨害工作をしてくるのでしょうか…
解雇時嫌がらせしてきた時も東芝の対応にびっくりしましたが、裁判という公の場でまでも、こうまでしつこく抵抗してくるとは、本当に信じられない!
もうこれは、嫌がらせ、としか思えない
改めて、東芝が、社員にここまで冷たい会社だとは思わなかった
この先もどうなるか、思いやられる…
そう思いながら裁判の帰途に着きました。
まだまだ先は長そうだ……
いろいろな思いが交錯して、久しぶりに明け方まで眠れず、すでに日が射している中やっと眠りにつきました。
