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・第1回証人尋問 の記事一覧
第1回証人尋問(4) 
2007.07.18.Wed / 20:23 
F課長の証人尋問は、まず東芝側弁護士による主尋問開始。
内容は、事前に提出された「陳述書」の内容とほとんど同じ。
加えて、午前中の私の証人尋問出の発言を否定する内容。傍聴に来たメンバーで、昼休みに打ち合わせをしたのでしょうね・・・

課長には自責の念があって、私の目の前で嘘はつけない・・・かも・・・と多少は思っていた私の期待を見事に裏切る内容でした。

私の受けた人生のダメージと、あなたが受ける社内での責任、その差は、全く比較にならないくらい大きいのに・・・部下の人生を壊してもそんなに出世したいのか?

会社も相も変わらず徹底抗戦。
一人の社員を労災に認めたからなにがどうなる?
時間と手間を掛けて嘘で塗り固めて、裁判してお役所に働きかけて、無理やり不支給にするほうが、失うものは大きくないか?

それでも、この人とは2度と会話ができないだろう、と思っていた人が目の前で嘘をつく事を冷静に聞く日が来るとは、症状がずいぶんと回復したもんだ、
そう思いながら聞いていました。

続いて原告側弁護士による反対尋問開始
所詮は嘘をついている課長の証言は、弁護士から追及を受けて明らかにつじつまが合わなくなってきたのですが・・・、
それでも課長は「たいした業務ではありませんでした」と悪びれることなく堂々と発言していました。
傍聴席から「言っている事がおかしい」とブーイング

この人は言っている事がおかしいとわかっているのか?
何を考えているのか?反省など全くしていないのだ・・・

今思えば、このあたりから記憶がぼんやりしていたように思います。
当時、体調不調を訴えた私に、「わかった」とそう言いながらも仕事をおしつけてきた課長。
その当時と証人尋問での課長のおかしな答弁が重なったのかも知れません。

記憶が飛んだ理由は良く分かっていません。記憶をなくす必要があるほどの心の傷を課長から受けたのでしょうが、思い出さないほうがいいから記憶が飛んでしまうのだそうで、無理に思い出さないほうがいいそうです。


最後の裁判官からの質問は、私に有利と思えるもので、それでほっとしました。

そして帰路につき、当日はひどく疲れて眠りに就いたのですが、
数日後に解離症状を起こして記憶が飛び、体調がひどく悪化したのでした。

現在少しずつ回復中です。

(これで完了)

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第1回証人尋問(3) 
2007.07.12.Thu / 11:36 
東芝側弁護士による反対尋問では
最初は、重箱の隅をつつくような、今回の労災事件と何か関係あるの?と思えるような細かい事をいろいろ質問されました。
休職中主治医を変えた事など。確かに途中で主治医を変えたりもしたけど、休職して2年経っての事なのに今回の解雇裁判と何の関係があるんでしょう?
その一つ一つに反論。

初診から2年分の膨大なページ数のカルテや、労働基準監督署の聴書(こちらも膨大です)など資料の隅々まで見ていろいろ粗探ししたんでしょうね。
おそらく、今回傍聴に来た東芝の社員8人で。
こんな業務に給料支払う東芝は全くの無駄使い、といいたくなります。
こんなことやってないで、普通の、会社の、人の役に立つ仕事させるべきでは・・・


反対尋問の途中で昼休みに。
12:00~13:30まで、弁護士と打合せを兼ねて裁判所近くの法曹会館で昼食を取りながら打ち合わせ。
弁護士から「重光さん、今の反対尋問の対応良かったですよ」と褒められました。

しかし、緊張もあって疲労がひどく、食欲は全くなく、昼食はスープを飲み焼きそばをほんの少し食べただけ。弁護士との打ち合わせもそこそこに、法曹会館内の応接室のソファーで横になって時間まで寝ていました。

そして午後1時30分から再び反対尋問開始。
今度は私が裁判所に提出した業務資料を東芝側弁護士が次々提示し質問する展開に。

「たいした業務じゃなかったでしょう」
って、あの・・・どこが・・・??

「これは大変な業務でしたよ。ほら、ここに名前が載っていて課の代表にされてて・・・」と、資料が出てくるたびに、当時の業務の過重さがどんどん説明できました。

「これだけの業務をやらされたんですよ、大変だったでしょう」
会社側弁護士が「そうですね・・・」と・・・

自分が主張したい事が言え、最後は気持ちよく反対尋問を終える事ができました。(ホントに!)

言いたいことがいえ、証人尋問というものはこれでよかったのかな?
と思いながら証人席から原告席につきました。
弁護士から「良かったよ」と一言。あ、良かったんだなと安心しました。

続いて10分程度の休憩をはさみ東芝側の証人、当時の上司F課長の証人尋問開始となりました。
(続く)

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第1回証人尋問(2) 
2007.07.06.Fri / 13:38 
上野で電車のダイヤに遅れ生じ、「霞ヶ関」駅に着いたのは9時20分頃でした。
弁護士から「電車が遅れたせいで被告弁護士も裁判所への到着が20分遅れるから、裁判の開始が20分遅れる」と告げられ、まだ余裕がある、とほっとしました。
ここで簡単に弁護士と最後の打ち合わせ。

弁護士から「東芝側弁護士からの反対尋問ではいろいろ言ってくるかもしれないけど、普通にしていれば勝てるはずだから」と反対尋問へのアドバイス。
私「はい」

10時くらいに東京地裁710号法廷に到着(だったと思う)。5分くらい前に法廷に入廷(だったと思う)
傍聴席を見渡すと、ほぼ満席でした。
2年前の初公判の時は、傍聴席がガラガラで寂しい思いをしたのと大違い。たくさんの人がわたしの証言を聞いてくれる、心強いと感じました。

まず「宣誓書」というものに署名と押印。
それから原告席へいったん着席。
傍聴席を見渡すと、最前列にスーツを着た東芝社員がずらっと座っていました。後から人数を聞きましたが、東芝社員の傍聴は8人だったそうです。
当時の上司は、結局K課長(今は部長)とT主務(今は課長らしい)の2名だけでした。もっと来るのかなと思ったのですが、それは予想が外れたようです。

それから証人席に着席。

原告側弁護士(山下弁護士)による原告主尋問が開始になりました。
事前に弁護士と打合せをしていたので主尋問はスムーズにに進みました。
それでも、労災不支給になってしまった事、提訴から証人尋問までの道のりのなんとも長かった事、発症当時本当につらかった事、いろいろな思いが交差して、しゃべりながら、思わず涙ぐんでしまいました。
こんなに大変な思いをして休職する事になったのに、今もつらい闘病生活が続いているのに、どうして労災に認められない、どうして会社は非を認めない・・・

そして主尋問が終わり、東芝側弁護士による反対尋問が始まりました。
(続く)

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第1回証人尋問(1) 
2007.07.03.Tue / 12:52 
5月14日証人尋問について、遅ればせながらレポートします。

証人尋問を前に、弁護士との打ち合わせや外出の日が多く、疲れも相まって、前日は少々緊張して寝付けず、前日の睡眠時間は5時間くらいでした。(もっとも普段から睡眠は不安定ですけど)

裁判前に弁護士と裁判所のある「霞ヶ関」駅内のコーヒーショップで朝9時に待ち合わせ、最後の打合せをする事になりました。
ただでさえ疲れるであろう証人尋問の日に打ち合わせする事は疲れを加速する事でしたが、裁判日ぎりぎりまで打ち合わせが続きました。

当日7時前に自宅を出てJRの駅へ。
家からだと、このくらいに出て霞ヶ関駅にぎりぎり9時に着きます。

自宅最寄のJRの駅に到着。東芝の技術部のK課長(今は部長らしい)とばったり遭遇。軽く挨拶をしたらなぜか全くの無視。東芝の皆さん、道であったら挨拶くらいしてくれるのになぜ無視?
と不思議な気分になりながら電車に乗り込みました。

電車の中でピン!とひらめく。
そうか、K課長(今は部長)も裁判所に行くんだ・・・つまり被告側なんだ・・・だから無視なのか・・・なるほど・・・
しかし・・・K部長は私の上司ではなかったし、確かに今回の裁判で訴状に名前は出てくるけど、裁判に直接の関係は無いはずの人なのだけど。
ということは、当時の私の部課長総出で5、6人位裁判所に来るのかな・・・
相変わらず東芝は徹底抗戦なんだ・・・

と思いながらも
正しいほうが勝つのだから、何も考えず、ただ疲れないようにと思いながら約1時間30分電車に揺られていました。
(続く)

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プロフィール

yumi

Author:yumi
女性技術者。重光由美。うつ病を患って休職中に解雇されたため解雇撤回の裁判を(株)東芝相手に提訴しています。のんびりと療養していたのが一転、症状はジェットコースター。裁判はうつ病にとっても悪い…それでもうつ病との闘いは続くのであった。




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いわれのない誹謗中傷コメントには相応の対応をさせて頂きますのでご注意ください。

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