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労働局不正 
2006.10.23.Mon / 14:04 
カラ残業・出張、ヤミ休暇も…労働局不正に動かぬ証拠
 カラ残業、カラ出張、果てはヤミ休暇――。厚生労働省の労働局を巡る不正経理問題で、様々な不正の手口の実態が、読売新聞の全国調査で明らかになった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061023i401.htm


ヘッドラインニュースに労働局の不正を告発するニュースが載ってました。

一般ではサービス残業休日出勤してる人が多く、それを摘発すべきお役所が、カラ残業ですか…
長時間残業で病気になっている人が労災と認めてくれと申請しても、難癖つけて(と私には思える)認めようとしないのに、カラ残業ですか…

私の労災申請も、労働局の精神部会が、会社側の言い分のみを一方的に採用し、「労災不支給」と決定されました。
労働局はきちんと仕事をしろ~、と叫びたくなりました。

なんとも許せないニュースでした。
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カラ残業・出張、ヤミ休暇も…労働局不正に動かぬ証拠

 カラ残業、カラ出張、果てはヤミ休暇――。厚生労働省の労働局を巡る不正経理問題で、様々な不正の手口の実態が、読売新聞の全国調査で明らかになった。
このうちカラ残業は、夜間の庁舎管理用に導入された無人警報装置の作動記録データが動かぬ証拠となり、不正が発覚していたことがわかった。国の労働行政を担う現場で、あの手この手で公金を食い物にした不正の数々。その乱脈ぶりが次々と浮かび上がった。

 会計検査院による調査では、福島、高知などの労働局で、約1億円のカラ残業が判明している。

 関係者によると、実態に合わない超過勤務手当を一律に支給していた複数の労働局では、職場を最後に退庁する職員が、無人警報装置のスイッチを入れることになっていた。ところが、同手当を受け取っていた職員の多くは、同装置の作動開始時間後も、庁舎内に残って残業していたことになり、不自然な支給実態から不正が見つかったという。

 また、宮城労働局では、超過勤務の申告を数日分まとめて行っていたが、中には、所属する部署の全職員が出席した懇親会が行われた日にも、「午後10時まで残業」と申告する職員もいた。

 「ヤミ休暇」があったのは愛知労働局。実際は休んでいるのに出勤扱いにする手口で、延べ77人が約280万円を不正に受給。さらに、カラ残業で延べ55人が約530万円、出張の日程を途中で短縮しながら予定通りの宿泊費や日当を受け取ったカラ出張でも、延べ40人が約110万円を不正に受け取っていた。

 このほか、鹿児島労働局では、庁舎内に喫煙ルームを設置する予算(約100万円)が実際には約36万円余ったにもかかわらず、業者からの請求書では予算通りの経費がかかったことにしてもらい、職場用に冷蔵庫などを購入していた。

 京都労働局では、出張記録の「旅行命令簿」を改ざんし、実際より多くの職員が出張したかのように水増しして旅費を浮かせ、タクシー代や夜食代などを捻出(ねんしゅつ)していたという。

 検査院が昨年から今年にかけて行った調査では、業務上横領事件などに発展した広島、兵庫以外に、計23の局で総額4億円近い不正経理が判明している。

(2006年10月23日3時6分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061023i401.htm
COMMENT TO THIS ENTRY
--労災保険行政の怠慢ぶり--

全く同感です。これらが「裏金」として局長表彰などの名目で使われているのかしら、との疑惑がもたれます。ぷんぷん!

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/05/h0531-1.html
表2-1  精神障害等の労災補償状況 より

請求件数 認定件数 認定率(概算)
平成12年度 212 36 16.98%
平成13年度 265 70 26.41%
平成14年度 341 100 29.33%
平成15年度 447 108 24.16%
平成16年度 524 130 24.81%
平成17年度 656 127 19.36%

注)1  認定件数は当該年度に請求されたものに限るものではない。
2  平成11年9月に精神障害等の判断指針が策定されている。

という資料が当の厚生労働省から発表されています。認定率(概算)は寸胴が計算しました。
数字だけ発表していて、それに対する見解・コメントはありません。

請求件数は確実に増加しているのに認定件数が頭打ちです。単純計算で一都道府県あたり3件程度の立証能力しかないようです。更に、判断指針は平成11年9月のままで、指針そのものの妥当性も検証されておらず、実状との乖離が明白です。

最も多いであろう、うつ状態は、多くの場合まず自分自身を責めてしまい、仕事上のストレスが原因と考えられる様になるまで時間がかかるのは今や常識です。即ち、実際の被災者数は請求件数より数桁多いと推測されます。

この事も、社会保険庁改革とともに国会、マスコミ等で取り上げて貰いたいものです。

- from 寸胴 -

----

いやいやなんと美しい国でしょうか・・・。私の場合、医者が退職をとめてくれて、とても助かっています。今、障害年金の申請をしていますが、かなり細かいことまで、詳しく書いてくれました。現場の医者も、労働者の状況を相当ひどいとわかっているようです。これは、一部の医者だけなんでしょうか。私の周りには、休みはしないけれど、薬を飲んでいる人はいっぱいいます。労働の軽減を申し出ても、欝に対する理解がないのと、担任しない先生は男の出世のためのポストであるせいか、あくまで担任しろ、と言われました。
涙ぐんでしまいましたが、そうすると、「アーまだ治っていない!」と、ばかにするのです、校長が。でも、死ぬよりよかった。

- from mayu -

----

基本的に役所は仕事をしたがりません。サボりたがります。
私の知人は、やはり解雇がらみの裁判をしていましたが、自分で動いて労働基準監督署等に徹底的に仕事をさせたそうです。

> 私の周りには、休みはしないけれど、
> 薬を飲んでいる人はいっぱいいます。
そういう人はたくさんいると思います。
差別を受けるおそれがあるから、言い出せないのがホンネだと思います。
本当はそういうことも気軽に言い出せる環境作りやそういう人々を温かく迎え入れて支援する環境作りが必要なのですが、日本に存在する企業でそのような取り組みを真剣にしている企業はどのくらいあるのでしょうか。殆どないのではないでしょうか。
> 労働の軽減を申し出ても、欝に対する理解がない
これは私も明確に同意するところです。
もともと人間はひとりひとり違う存在であるはずなのに、「うつ」ときくだけで迫害する。とんでもない話だと思います。

- from 司法書士希望者 -

--コメントありがとうございます--

皆さん熱いv-42コメントいつもありがとうございます

寸胴さん、労災申請者と認定者の数は私の過去ブログにコメント載せています。良かったら参考に
http://shigemitsu.blog40.fc2.com/blog-entry-42.html#commentt

- from yumi -

----

yumiさんはじめまして。ブログいつも読んでます。
私もうつ病休職中なのですが、yumiさんのホームページに
出会ってこんなにすごい人もいるんだなあと勇気付けられま
した。陰ながら応援しています。裁判に勝って欲しいです。

同じ厚生労働省関係でも私は、残業休日出勤毎月80時間
を8年ぐらい続けてやってこんな状態になってしまいました。
ほとんどサービス残業です。役所って仕事やらされる人とさ
ぼる人の差が激しいんですよ。そしてはためには全員が何も
やってないようにしか見えない。むなしいもんです。

- from カイ -

   非公開コメント  

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yumi

Author:yumi
女性技術者。重光由美。うつ病を患って休職中に解雇されたため解雇撤回の裁判を(株)東芝相手に提訴しています。のんびりと療養していたのが一転、症状はジェットコースター。裁判はうつ病にとっても悪い…それでもうつ病との闘いは続くのであった。




応援コメントありがとうございます。体調の悪化等により、コメントの返信できずにスミマセン。


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いわれのない誹謗中傷コメントには相応の対応をさせて頂きますのでご注意ください。

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